テメレア戦記V 鷲の勝利

  • ヴィレッジブックス
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本棚登録 : 126
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864911054

作品紹介・あらすじ

黄金の鷲の軍旗が英国の土に突き立った。ナポレオンがついに本土に上陸したのだ。だが、この国家存亡の機にテメレアと担い手ローレンスの姿はない。世界のドラゴンを救うため、命を賭した代価は、国家への反逆罪だった-テメレアよ、嘆きの淵より舞いあがれ!

感想・レビュー・書評

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  • イギリスに居る時にこの本を読んで、場所と本がリンクした相乗効果もあり、文句なしに楽しかった。

  • やっと読み始めたテメレアp(^_^)q
    テメレアとローレンスが、巡り会えそうで、なかなか会えないところなんか、ひと昔前の、恋愛小説みたいで、ハラハラする。・°°・(>_<)・°°・。
    イギリス軍に復帰しても屈辱的な戦いにしか参戦できない二人。。。それでも、ローレンスを信じ続けるテメレアが切ないです。
    それでも、サルカイの一言で自分を取り戻したローレンスに安堵しました。
    ナポレオンとリエンを撃退しても、まだ囚人扱いなのが悔しいけど、いっそオーストラリアの方が伸び伸びできるかも⁈
    次巻に期待。イスキエルカがテメレアの卵を産むのかも、楽しみ( ^ω^ )

  • ローレンスが不幸過ぎる・涙 
    次作オーストラリアでは幸せになって欲しい。

  • ローレンスがずっとへこんでるのがいらっとするけどテメレアかわいかった。

  • 結構あいだがあいちゃったから忘れちゃった部分が多々あり残念。ローレンスとテメレアってこんな仲だっけ。相変わらずラブラブなんだけど、ローレンスはたくさん大事なものを失っちゃって、多分これからは今まで通りにはいかないんじゃないのかな。テメレアは頭はいいけど本当まだ子供だし、間違ったことはしてない。だけど、ローレンスひとりがたくさんの犠牲を払ってしまってる。人間より動物が好きだからドラゴンが死んでいくのは胸がえぐられるようだった。次はオーストラリアか。また新しい展開になるのが楽しみ。早く読みたいな。那波かおりさん、よろしくお願いします。

  • ナポレオン戦争時代にドラゴンが存在して、人語を解し、戦力として存在していたら・・・という虚実の入り混じった壮大な歴史ファンタジーの5作目にあたる。
    前作から引きずった暗い影はローレンスとテメレアの両者につきまとい、彼らにとって敵はなんなのか、幸福はどこにあるのかもわからなくなってしまう。
    ついにナポレオンは英国へと侵略し、本土決戦が展開する。
    ローレンスは叛逆者の烙印を押され、テメレアは初めて自身の要求が我を通すことであり愛するローレンスを苦しめていることに気づく。
    テメレアの成長が愛らしく微笑ましくもあるけれど物語は暗い色調を帯びたまま次巻へと続く。
    次の作品では、ふたりが汲々とせずもっとのびのびと楽しく空を飛び回ってくれたらいいなぁ。

  • ナポレオン戦争時代のイギリスをベースにした歴史ファンタジーの最新刊。イギリスに戻ってきたものの、引き離されたテメレアとローレンス。しかしそこにナポレオンが本土に上陸し....ということで、本土編完結というのか、一つの山を越えました。テメレアがいじらしくて可愛いんですが、ローレンスは諦観というかなんというかある意味あきらめというか....新天地でどうなることやら、と続きも楽しみです。このシリーズ、文庫化やノベ化や電子化はないんですかねぇ....。

  • 2月6日読了。図書館。重苦し~い。でも、ローレンスとテメレアはすごく面白い。

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著者プロフィール

【著者】ナオミ・ノヴィク Naomi Novik
1973年ニューヨーク生まれ。ポーランド移民の二世として、ポーランド民話に親しんで育つ。ブラウン大学で英文学を学んだ後、コロンビア大学でコンピューター・サイエンスを学び、『ネヴァーウィンター・ナイツ』などのRPGゲームの開発に携わる。2006年『テメレア戦記1 気高き王家の翼』で作家デビュー。ジョン・W・キャンベル新人賞(現アスタウンディング新人賞)や、コンプトン・クルック新人賞を受賞。また、ヒューゴー賞にもノミネートされ、『テメレア戦記』はその後ベストセラー・シリーズとなった。他の作品に『ドラゴンの塔』『銀をつむぐ者』「死のエデュケーション」シリーズなどがある。現在、夫と娘とともにニューヨーク市に暮らす。

「2023年 『テメレア戦記 7 黄金のるつぼ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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