スターな彼女の捜しもの (ヴィレッジブックス F キ 3-3)
- ヴィレッジブックス (2014年1月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (664ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864911115
作品紹介・あらすじ
彼氏にフラれ、仕事のパートナーには逃げられ、公私ともにイマイチすぎる日々を送っているララは、105歳で大往生した大叔母サディーの葬儀に出席することになった。親族以外の弔問客や花さえもないうら寂しい葬儀場で、ララは不思議な少女に声をかけられる。「あたしの首飾りをさがして」と熱心にうったえる彼女の驚くべき正体を知ったララは、好奇心から引き受けることにしたけれど…。
感想・レビュー・書評
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またまた会社の方から貸していただいた本。
全くの異文化なのに、何故ここまで共感できるのか!?
何て明るく朗らかでハッピーなストーリーなんだろう!!
読む人誰もを幸せにできる物語なのではないだろうか。
読んでいる間中、顔がニヤニヤニコニコ。
日本には絶対に無いだろうストーリーだけど、こんなに楽しめる!
最高にハッピーな一冊!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ソフィー・キンセラ、いいですね!
テンポよく、ユーモラスで、愛があるお話です。
ララ・リントンは27歳。
彼氏にはふられ、せっかく独立して始めた仕事のパートナーには逃げられてしまったらしい。
ヘッド・ハンティング会社を始めたばかりなのだが、専門のスキルを持つほうのナタリーが、バカンス先で恋に落ちて戻ってこないのだ。
元彼のジョシュはまだ本当は自分を好きなのだと思えて、じつは諦めきれないララ。
105歳で大往生した大叔母サディーの葬儀にしぶしぶ顔を出したところ、「この葬式を止めて。あたしの首飾りを探して」と必死で頼む若い娘に出会う。
1920年代調のドレスを着た若い娘の名は、サディー。
ララは、めちゃくちゃな理由を並べて葬儀をストップさせ、以後もその娘に振り回されつつ、面白おかしい冒険が始まるのです。
途中でハンサムな経営コンサルタントに出会ったり、思いがけない家族の歴史が明らかになったり。
小柄な女の子で特別なスキルもないけど、体当たりで突き進むララ。
恋愛下手なんだけど~明るさと素直さがいいですね。
笑える展開が次第に心温まる盛り上がりに繋がり、元気が出ますよ☆ -
大叔母が幽霊になっているという突拍子も無いファンタジーにビックリしてあまり読み進めなかった。しかし、主人公のルーツが明らかになるに従ってどんどん読みが速くなり楽しめた。
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中だるみしたけど後半で一気読み!
こんな守護霊がいたら楽しいかも。。 -
主人公のララがストーカーだったり幽霊の大叔母が人を我儘に操ったりと、ハチャメチャな性格の人ばかり。
ストーリーは読み進めれば楽しいのですが、どうにもキャラが好きになれずに評価は低め。
最初の寂しいお葬式を考えると最後の展開は暖かくて良かったです。