事件記者キャット 疑惑の連鎖 (ヴィレッジブックス F ク 6-7)
- ヴィレッジブックス (2014年3月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864911214
作品紹介・あらすじ
デンバーの新聞社で環境問題を担当する記者キャット。ナバホ族の血を引く彼女は、地元先住民の儀式のさなか警察の悪質な妨害に遭い、居合わせたパークレンジャーのゲイブに助けられる。それは以前ある事故から彼女を救ってくれた男-あれ以来、忘れられずにいた男だった。キャットはゲイブの協力を得て事件の裏を調べ出すが、関係者の一人が変死し、自らも執拗に狙われ始め…シリーズ第4弾!
感想・レビュー・書評
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Iチーム4作目。エキストラバージンのキャットとヤリ逃げヒーローゲイブ。と言ってもキャットからは逃げませんでしたが。
過去の経験からは女性とは真剣な恋愛はしないと決めているけどキャットのことはどうしても気になって仕方がないゲイブ。そんな彼のひとり自分ツッコミや妄想にニヤニヤ。寸止め具合も大変辛そうで(苦笑)
ストーリーはアメリカ先住民について知らないことばかりだけど、社会問題として色々リサーチされているんだなと、さすがと思いました。
終盤雪山シーンはえっまさかそんな展開⁈と思ったけど、ゲイブのキャットに対する思いに感動しました。「ハッピーエバーアフター」のロマンスだからもちろん大丈夫とは確信してだけど。
ジュリアンやマークもたくさん出てきてよかった。このあとのシリーズも読みたいけど、3年以上翻訳されてないってことは望み薄ですね。 -
デンバーの新聞社で環境問題を担当する記者キャットはナバホ族の血を引いている。
ある夜、地元先住民の儀式の途中で警察の悪質な妨害に遭い、居合わせたパークレンジャーのゲイブに助けられる。
彼は以前、キャットを瀕死の事故から彼女を助けてくれ、それ以来忘れられずにいた男性だった。
キャットはゲイブに協力を求め、儀式の妨害に関しての取材を始める。
その矢先、先住民の長老が変死しキャットのもとにも脅迫がー
事件記者“Iチーム”シリーズ第4弾!
シリーズの前作品群が入手出来ず4作目のこちらから読んだけど、楽しめました-
先住民の儀式とか精神性を大切にして自然と調和している姿が尊いです…凄く難しい環境立場だしね。
ヒロインが本当可愛かった-求めてる以上に与える姿と心を決めた後の逞しさも素敵だと。
ヒーローも素っ気なくしようとしててもヒロイン愛おしさがダダモレで微笑ましいわ-過去に酷い目にあってるから頑なもわかるし。
犯人はその辺りだろうな、ってところだったので…
でも犯人も細工のためとはいえ身体張ってんな-と。
脇で支え活躍するキャラクター達が主人公のシリーズ前作品群がとーっても気になる…
しかし文庫本もちょっと前のだと入手し辛いのが悲しい-