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- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864912242
感想・レビュー・書評
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魔女とヴァンパイアとデーモンと人間……たくさんの登場人物たちが織りなした一大叙事詩のような物語が完結した。最後にはボールドウィンすら魅力的に見えたのだから、大団円と言ってもよいだろう。唯一の気がかりはクレアモント一族の熊さんことギャロウグラスだが、マーカスのことが続けて語られているようなので、いつかギャロウグラスが幸せをつかむ話も読めることを期待したい。
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死んだ者も幽霊となって登場人物総出演。コングレガシオン、血の逆上、生命の樹の本、ベンジャミンなどの問題が後半怒濤の展開で解決していく。伏線なども回収しながら絶対絶命の危機を乗り越えて、予想通りのハッピーエンド。堪能しました。
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読んで良かった。少し泣いたし。
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作者の知識に裏打ちされた重厚な世界観は素晴らしく、長い話もきっちりと纏められたと思います。
が、新たな一族を作ることも、ベンジャミンとの対決も割とあっさりめ。
それに、「生命の本」や、血の逆上の謎は一応解明したものの、どちらも個人的にはすっきりしないオチでした。
マシューとダイアナは幸せそうですけどね……。