X-MEN:ダークフェニックス・サーガ (MARVEL)

  • ヴィレッジブックス
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864914345

感想・レビュー・書評

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  • X-MENシリーズの伝説に残る「ダーク・フェニックスサーガ」の邦訳。ジーンに訪れるダーク・フェニックスとしての悲劇的な結末はさることながら、それまでの過程が、一つの事件を解決する中でちゃんと布石を打っているのがすぐれている。矢継ぎ早に様々な苦難に対処していく中で、いつの間にかどうにもならなくなっていく様に哀しさがある。
    力を持ち過ぎた故の悲劇、というテーマは他の作品でも良く語られるものだが、この最後の一話のジーンの独白からウォッチャーの語りまで、すべてにおいて色あせない魅力があると感じた。
    ヘルファイヤー・クラブ、ホワイトクイーン、ダズラーにキティ・プライドなど、その後のX-MENでも重要なキャラクター、設定の初登場もこのサーガ内。資料的な価値も高い一冊なので、X-MENファンなら必携。

  • 映画化されただけあって、さすがに名作。ジーン・グレイの死だけでなく、エマ・フロストやキティ・プライドもこのエピソードから生まれたのは意外だった。途中から話のスケールがどんどん大きくなっていき、最終的には宇宙規模になるのがいいよね。アートもダイナミックで楽しかった。「アヴェンジャーズ vs X-MEN」をはじめ、邦訳アメコミの解説でたびたび言及されている作品だけに、今回、翻訳されてよかったなあ。

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