ぽてんしゃる。(ほぼ日ブックス) (Hobonichi books)

著者 :
  • 東京糸井重里事務所
4.09
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本棚登録 : 496
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865010428

感想・レビュー・書評

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  • 優しい本。
    優しくてあったかくて、ほっとする。

    自分が幸せなのかどうか分からなくなるのは、自分のことがよく分からないからのような気がしていた。
    自分がどうしたいのか、本当は何を欲しているのか分からないから満たされないのでは…と。
    じゃあ、どうしたら自分のことが分かるようになるんだろう?
    それも分からなくて。

    でもこの本を読んでいると、私、幸せなんじゃない?って気になる。
    この本のあったかさが分かるのがその証拠じゃない?

    どんなに小さなことでも「好きだな」と思える瞬間がある毎日を過ごせていることに感謝。
    毎日、必ず笑顔にしてくれる家族や友人に感謝。

  • ブックインブックの部分の味わいもとてもよかったです。そこは、おいしい、おいしい、読みものぶぶんでした。このシリーズはほぼ日の永田さんが編集されているようです。フォントの形や大きさや配置も決められているんだろうなあ。デザインの部分、編集の部分、選別の部分、いい仕事をされてますよねー。この「小さいことば」シリーズは、疲れ気味だったり、ちょっと「キーーッ!」とした気分が続ているうちのある時だったり、そういうときに読むと平常に近づいたり戻れたりするんじゃないかなぁ。プラスして、気がつけば「光の射す方」を向いているようになりますよ。

  • 小さなことばシリーズの中でも一番好きで、よく読み返しています。
    元気なときも、そうでないときも、気持ちが少しホワワンとか、まっいっか。となったり、上向きになる気がします。
    飾ってなかったりもするし、少しカッコつけた言葉も、するると馴染んで

  • 糸井さんらしいふんわりと暖かい言葉達が紡がれた本です
    でも甘ったるい言葉とは違います
    ふんわりと暖かいけどゆっくりゆらゆらと心の中に降りて積もって沈んで行きます
    きっとそんな言葉は自分の中でじっくりと堆肥になって行く気がします

    あ 余談ですがこの本の想定がまた素敵なんです
    ページの紙にもこだわって厚い紙と薄い紙のページがあるんです
    作る側の心意気を感じずにはいられないですね

  • ほぼ日にハマって人生観が少し変わって来た最近。
    糸井さんの言葉はやっぱりあたたかくて、心の奥の方でじんわりくるのだった。
    ブイヨンも登場して癒されます。

  • これから先も、ずっとそばにいてほしい

    本を開いたときに、
    沈んでいたら、勇気をもらえる
    何かに挑戦しようというときなら、背中を押してもらえる
    なんでもない日には、クスッと笑える
    張り切りすぎていたら、肩の力を抜ける
    攻撃的な気分なら、世界の平和を願える

    この本はどんな未来にも温かく寄り添ってくれる、そんな気がします

    私は読みたい本を古本で購入したり、図書館で借りたりして読むことが多いです。
    でもこの本は違って、読む前から何か特別な本になる予感がして、新しいものを購入して読んだ本でした。
    予感は的中、ずっとずっとたいせつにする!

    中に入っていたランダムメッセージも最高!

    これから、1年に一冊ずつ、
    小さいことばシリーズを増やしていくっていうのもいいなぁ



  • ちいさなことばシリーズでは、いちばん貼った付箋が少ない本でした。なんと2枚!(他のは10枚〜20枚)。

    たまたま、今のわたしの状況と違っただけで、やっぱりどれもほっとして、前向きにさせてくれるものでした。

    それと、ブックinブックが素晴らしかったです。普段書かれないような文体なのに、理屈っぽさとおもしろさのバランス、テーマ選びがお見事でした。

    【本文より】
    ・「最終的にはできる」と思っている人と、
    「できないかもしれない」と思っている人とでは、結果がちがうんです、おそらくね。

    ・「うまいこと言えない」人が、うまいこと言えたとき、世界は「ほんとう」を見て、凍りつく。

  • 最初から最後まで読み通してみた。
    すでに時代が変化してしまっている部分もあるけれど、
    震災からまだそんなに経っていない頃に書かれたもので、
    強く優しく寄り添う姿勢がいいね。

  • どせいさんが大好きなので、題名に惹かれて。
    言葉ひとつひとつが、どこかかわいらしくて、おかしくて、でも考えさせられるようなものばかりで、改めて糸井さんのことばが大好きだと思った!
    MOTHERをプレイしているような、そんな感覚になりながら読んでいた。
    定期的にブイちゃんが出てくるのも犬好きとしてはたまらなかったし、途中MOTHERワールドに入るところもファンとしては嬉しかった!

  • 写真が綺麗。
    ホッとする心が和らぐような言葉がたくさん。
    一息つく時に気軽に読める本。

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著者プロフィール

1948年群馬県生まれ。株式会社ほぼ日代表取締役社長。71年にコピーライターとしてデビュー。「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。また、作詞、文筆、ゲーム制作など幅広い分野で活躍。98年にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。近著に『かならず先に好きになるどうぶつ。』『みっつめのボールのようなことば。』『他人だったのに。』(ほぼ日)などがある。聞き手・川島蓉子さんによる『すいません、ほぼ日の経営。』(日経BP)では「ほぼ日」の経営について明かしている。

「2020年 『いつか来る死』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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