星空の谷川俊太郎質問箱

著者 :
制作 : 祖敷 大輔 
  • ほぼ日
3.85
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本棚登録 : 204
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865013115

感想・レビュー・書評

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  • 谷川さん、後悔しない生き方なんて、
    できるものなのでしょうか?

    この宣伝コピーに腰砕け。

    帯にあるような、いろんな質問に谷川俊太郎さんが答える、
    いかにも「ほぼ日」な一冊。

    前回のがものすごく良かったので、
    今回も期待大♡でした。

    お墓参りに関する質問の答えが、
    わたし的にはご名答!

    「谷川さん、結婚という制度について、どう思いますか?」と聞きます、もし聞けるなら。

    東京オペラシティで開催中の「谷川俊太郎」展にて購入。

  • 質問箱シリーズ2冊とおして「今、この瞬間を全身全霊で生きています」という答えが何度か出てきた。これって「この人すてきだ」と思う人たちに共通してる態度だと思うし、自分が自分で生きるために本当に大切なことだなと改めて感じた。

  • 谷川先生流の子供の質問に答える内容が微笑みがましくつい微笑んでしまう。ある時は厳しくそして優しく答えられる内容は、宇宙の根元から自分とは…と、考える機会を与えてもらった。今のこの世界を楽しみ生きることが私にとって幸せなのかなぁーと気づかせて頂いた一冊です。

  • 母方の祖母が亡くなりました。
    胆嚢炎になり、意識不明になってから危篤を知らされた2ヶ月間で3度、顔を見に行けたし、覚悟ができていたので、後悔はありません。
    87年も生きてくれて、最後は一緒に暮らした義娘(私の叔母)と私の母に看取られて旅立ちました。

    父が『お母さん(私の母)は幸せだ。』と言っていたけど、そうだと思う。ばあちゃんが幸せだったかは、本人に聞いてみないとわからないけど、幸せだったらいいな。

    小学生の頃はじいちゃんばあちゃんと従兄弟と温泉に連れてってもらって、正月は親戚で集まって。7人の孫を、分け隔てなく面倒を見てもらって。特別なストーリーはないけど、みんなで出かけるのが楽しかった。

    49日まではこの世にいるみたいなので、出てきてくれたらいいな。
    でも、背後には立たないで欲しい、ばあちゃんと言えども、怖いから(笑)

    文中よりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    質問六十一
    谷川さんは大切な人が亡くなったとき、どうやって乗り越えてきましたか?

    谷川さんの答
    泣きながらカーステレオの音楽を流し放しにして、どこへ行くあてもなくドライブしたり、飲めない酒を飲んで無理やり自分で自分を寝かしつけたりしてました。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    励ましてくれたり、大切なことを教えてくれたり。
    谷川さんの考えが一緒の時には、ドヤッとなれます。
    質問の自分なりの答えを自分に問いながら、谷川さんの答えをみると面白いよ♪
    こちらは、佐藤より紹介済みですが、私からもお薦めさせていただきます。

    • QAZさん
      お悔やみを申し上げます。
      身近な人の死に触れると、やはり家族や自分の最期を考えてしまいますよね。
      お悔やみを申し上げます。
      身近な人の死に触れると、やはり家族や自分の最期を考えてしまいますよね。
      2018/05/06
  • でもよかった◎
    時間経ってから、ここを買いているのでちょっと思い出せない。

  • 質問に詩で答えてるわけじゃないのに詩になっている。あらためて20億光年の孤独っていうのはスゴい表現だと思う。

  • 寄せられた質問に谷川俊太郎が答えていく。中には一見辛辣なような答えもあるけれど、随所が谷川さんの言葉で愉しい。

    最後の谷川さんからの質問に、自分だったら何と答えよう。

    この本の表紙・挿絵をされていた祖敷さんの原画展も行けて本当によかった。

  • 谷川さんの、答えが軽やかな詩。それを目撃する。

    すぐれた魔法使いになるには、すぐれた魔法使いの先生に出会う必要があります・・・

    あのね、自分の寂しさにかまけていると、寂しさはなくならないよ。そういうときは他人のために何かするんだ。ボランティアでもアルバイトでも…

    何かしなくちゃいけないと思うのは人間だけ。他の生き物はみんなそこにいるだけで満足します…満足できなくなった人間は、いのちプラスアルファでのおかげで不幸になりましたね。

    父母はどこへ行くにも私といっしょです。お墓の前で手を合わせるときもすぐ横にいると思っているので、なんだか照れくさい感じです…

    人は何かをしに生まれてくるわけではありません。
    行きているのが楽しくて
    しあわせだと思えるように生きる、
    そのために生まれて、いきているんです。

    あの子にもこの谷川さんの言葉たちが届けばいいのに・・・。


  • 初読。広くてあったかいな、という印象。
    近所の優しいおじいちゃんと話しているみたい。
    すごく純粋で素直な言葉で、わざと難しいことなんて言わずに、ただ想いをそのまま届ける言い方だと感じた。
    純粋で素直な心を持ってるからからこその言葉なんだろうな。

    大切なことは断言せず気づかせるようにいう。考える隙を与えながらいう。すごく難しいことをしている。流石だなぁ。

    質問に対して〜ちゃん!って、ハンドルネームに呼びかける書き方、好きだなぁ。ひとりひとりと向き合っていて、目線を合わせてくれているような気がする。こちらが落ち着いて話を聞けるようにしてくれている。これって文章でも伝わるんだなって知った。


    この本はサラサラと読めて、量もそれほど多くないけど、ひとつひとつの言葉が優しく入ってくる。

    生きている、ということに向き合う一冊。
    生きているから生まれる沢山の質問に詩人として谷川さんではなく、1人の人生の先輩である谷川さんが答える本。

  • 言葉を扱う人の中で、谷川俊太郎は群を抜いていると思う。それは少年時代に読んだ、クレーの絵に添えた詩で感じたことがあったし、大学時代に合唱曲になった彼の詩を読んでもそうだった。そして、この本を読んで感じた彼の凄さは、言葉を綺麗にしようとしないことだと思う。思うこと(それだけ考えているということも)を素直に言葉にできる。格好をつけないで、時にはおかしなことも言ってみたりする。だけど、とても整っている。質問箱に寄せられる問いに明瞭な答えを出して、お悩み解決!というスッキリするものではないけれど、谷川さんの言葉ひとつひとつは正しいと思う。

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プロフィール

1931年、東京生まれ。1952年、第一詩集『二十億光年の孤独』出版。以後詩、エッセー、脚本、翻訳などの分野で文筆を業として今日にいたる。日本で紹介されているゴフスタインの絵本の数多くを手がける。詩集に『ことばあそびうた』、『みみをすます』、『日々の地図』、『はだか』、 『世間知ラズ』など、エッセー集に『散文』、『ひとり暮らし』、絵本に『わたし』『ともだち』など、詩集に『シャガールと木の葉』、『すき』、『詩の本』、『トロムソコラージュ』などがある。

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