- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865014228
感想・レビュー・書評
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とてもよかったです。仕事に対する構えがとても素敵で、ソフトな話し方で、わかりやすい言葉選ばれて話されている様がよくわかります。本なんだけど、実際の岩田さんが本当にありありと想像できます。うちの子もニンテンドーのゲームが好きです。任天堂はとても素敵な会社なんだろうなぁ。
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元任天堂社長の岩田さんが語った任天堂やブログなどに掲載されていた言葉をまとめて構成した書籍。全編から岩田さんの人間性が漂ってきていて優秀なリーダーかつ技術者だったことがわかる。
個人的には任天堂の出すハードが売れなくてやや落ち目だったときにDSやWiiを出して建て直された方という印象を持っている。それにしても56歳で亡くなられていてとてつもない才能を日本は失ってしまったんだなと思う。宮本さん(マリオの生みの親の宮本茂氏)が仕組みを残してくれたから岩田さんがいなくなってもみんな岩田さんがいるかのように働いていると言っているけれど、それでも月曜日に週末に考えたアイデアを聞いてくれる人がいなくなったと言っていて寂しそうではある。
本書から伝わってくる岩田さんはみんなのことを気づかいながらも、ロジカルでとことん突き詰めて考える方。「なんとなく」を嫌ってなぜそこに石を置いたのか、置く必要があるのかまで考えることで発想が膨らんでくるとか、ゲーム以外にも通じる話が多くある。
それにしても惜しい人を失ってしまったものだと改めて思う。なぜこういう方に限って短命なのだろうか。 -
仕事論や組織論も勿論参考になったけど、なにより岩田さんという人の魅力を感じられた本だった。
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仕事を頑張りたくなる。何度も読み返すことになりそう。
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仕事に対する考え方や熱意がとても参考になりました。岩田さんとの思い出話のようなシーンもあり、ビジネス知識を得ようとして読むものではなさそう。
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任天堂の社長をつとめた岩田さんについてまとめた本。
任天堂の公式ページなどにも掲載されているとのこと。
ゲームづくりに対する思いやリーダーシップのスタイルはもちろん、そもそも人として、非常に親切でやさしく真面目であることも伝わってきた。 -
岩田さんの考えと対応例を通して、シンプルに考える姿勢を学んだ
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本人はもとより、周りの人達にも恵まれたんでしょうね。
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とても良い本。
ある種、ビジネス書としても役に立つ側面もあると思うが、何より岩田さんの人柄とか、宮本茂さん、糸井重里さんのインタビューから伝わる部分も、読み物として好き。