文化と暴力―揺曵するユニオンジャック

著者 :
  • 月曜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865030013

作品紹介・あらすじ

サッチャー政権以後の「社会のない社会」と呼ばれた時代を、人々はどのように生き、そこから何を生みだしたのか。サッチャー、ヴィヴィアン・ウェストウッド、ダイアナ元皇太子妃、サッチャリズムと「人種」、多文化主義、空間とセキュリティなどをめぐって、そこに渦巻く文化と暴力の構造を読み解き、現代の新たな生の諸様式を探っていく。

感想・レビュー・書評

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  • 清水知子『文化と暴力 揺曳するユニオンジャック』月曜社、読了。サッチャー政権以後の「社会のない社会」と呼ばれた時代を、人々はどのように生き、そこから何を生みだしたのか。現代イギリス社会を対象に文化と暴力の構造を読み解く一冊。イギリス人にとってサッチャー時代とは果たして何だったのか。

    福祉国家が解体したサッチャー以後の英国社会。魔女は死んだがサッチャリズムは生きている。本書は、ヴィヴィアン・ウエストウッド、ダイアナ、英文学、中華料理等々……。文化と暴力をキーワードに現代社会に生きる意義を問い直す。

    グローバル資本主義と新自由主義は、個人の自由と自律を錯覚させたのではあるまいか。自ら隷属することを自由と勘違いする矛盾。本書はサッチャー時代の功罪を検討する一冊。しかし、日本人とも無縁の話題ではない。戦慄せよ。

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