子どもの「逆境に負けない心」を育てる本 楽しいワークで身につく「レジリエンス」
- 法研 (2014年12月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865131581
作品紹介・あらすじ
子どものレジリエンス(逆境力)を育てるための本。
<br/>欧米の学校で広く取り組まれ、日本の学校でも効果が実証済みの教育プログラムを、図解をまじえてわかりやすく解説。教育関係者、スクールカウンセラー、親など、子育てにかかわるすべての人に有用な1冊です。
<br/>家庭でも学校でも、楽しく使えるワークシートを多数掲載!
<br/>「知識編」では基本的な知識と大人向けのトレーニング方法を紹介。また、「実践編」では、子どもへの指導のポイントに加え、実際に使えるワークシートを豊富に収載。大人も子どもも、楽しみながらレジリエンスを身につけていくことができます。
感想・レビュー・書評
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折れない心、回復する心であるレジリエンスについて非常にわかりやすく書かれており、子供が読むにも良いと思った。
また、子育て中のママやパパが、将来子供に困難があっても解決したり回復したりする力を発揮してもらえるよう、日頃どのように接したり、話したりしたらいいかがわかりやすく書いています!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
レジリエンスとは、「逆境に負けない心」のこと。
子どものレジリエンスを育てるための本。
子ども向けに書かれたものではなく、大人が読んでそれを子どもに伝えることを目的として書かれている。
大人が理解するために丁寧に説明があり、子どもに伝えるツールとして、かわいい動物のたとえや、ワークシートなどが掲載されています。
上にも書いた「7種類のオウム」や、強みを動物でキャラクター化していて、とってもかわいい!
これは親しみやすいわー、と思う。 -
レジリエンスとは
困難や逆境に負けず、自分らしさを取り戻す力
SPARKモデル
Situation 何が起きたのか
Perception 状況の解釈の仕方
Autopilot 内側で湧き上がる感情
Reaction その出来事に対しての態度や行動
Knowledge 物事はこういうものだと記憶する
出来事→解釈→感情と出来事と感情の間に捉え方のワンクッションがあることを言語化してくれた。 -
ストレスに負けない力「レジリエンス」の育て方。まず親がレジリエンスについて理解できるよう、とても分かりやすく解説されている。子供の年齢に応じたワークもついていて、上手に導入すれば、子供が意識的に自分の長所を伸ばし短所を補おうと行動できるようになるかもしれない。とてもよい本。レジリエンス教育に取り組んでいる学校も紹介されているが、家庭だけでなく、先生が理解して学校生活の中で取り入れてくれれば、子供の理解が一層進むのではないだろうか。
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難しい理論は不要で、素直に健康で育ってほしい。
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子どもたちがレジリエンスを身に付けられると良いと思い読みました。学校で取り入れるためにはかなり授業時数を使ってしまうと思うので、まず教員が読んで日常の子どもとのかかわりの中で子どものレジリエンスを培って行けたらよいと思う。
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逆境に負けない心の力であるレジリエンスを高める方法を紹介する本。
出来事の捉え方ひとつで、かなりの変わるものです。