皇太子殿下の寵愛レッスン 失われた侯爵令嬢は恋を知る (大誠社プリエール文庫 9)

著者 : 花川戸菖蒲

• 大誠社 (2013年10月21日発売)

作品紹介・あらすじ

次期侯爵の病弱な弟の身代わりで、男子として育てられたエルフィは、水浴びを皇太子のクラウスに見つかり、女子であることを暴かれてしまう。処罰を覚悟するが、王宮に上がるように命令され!?「王都一の姫に仕立て上げてやる」クラウスの宣言と共に始まった生活で、大事にされ、慈しまれること-そして初めての口づけと、蕩けるような快楽を知るエルフィ。ずっと彼の傍にいたい。でも自分は彼にふさわしくない。複雑な想いを抱くエルフィに告げられた真実とは?

感想・レビュー・書評

[うらこさんの感想 · 2013年12月30日]

兄や弟の代わりに男として育てられる男装令嬢ものは多いですが、これはちょっとイマイチでした。

弟の身代わりに公の場に出てるのに、元の自分は病弱設定のために政治の勉強をしていないっていう設定に、まずえ？ってなり、強引な皇太子に王宮に連れて行かれて、いきなり裸を見せろと言われてさっさと胸を見せたり、Hシーンは子ども設定で18歳というよりは12歳前後を相手にしている感じで、初潮を迎えたらすぐにHってどうなのって感じです。

皇太子もイラストはかっこいいんですけど、性格があまり好きじゃないし、純真無垢と無知を勘違いしている感じがして、斜め読みになりました。

プリエール文庫の久々の新刊だったのに、がっっかりでした。

著者プロフィール

花川戸菖蒲　Ayame Hanakawado
ハッと気がついたら今日が平成最後です。平成ラストの仕事がハニー文庫。……記念？　記念になるのかな？

「2019年 『獣王と失われた王女の秘密愛』 で使われていた紹介文から引用しています。」