〆切仕事術

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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865281644

作品紹介・あらすじ

早くそれを終わらせて前へ進もうぜ。〆切守り率100%のメソッド大公開!

23年間一度も〆切に遅れたことがない、人気ブックライターのメソッドとは?

トヨタの強さのひとつは“〆切”にある
「仮の〆切」と「本当の〆切」どちらを伝えればいい?
「時間をかければ」のまやかし
〆切が「イノベーション」を生む
「仕事が手に付かない」ときの乗り越え方
〆切を守ってもらうための三原則

仕事の進め方から人生の変え方まで。“〆切”を武器にしてステップアップ!

感想・レビュー・書評

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  • 上阪徹氏の本書を、朝の通勤時に一気に読みきる。この方の書は、平易な言葉遣いなのに、背筋が寒くなるようなすごみがある。

  • 時間を区切ってその時間に必ず終わらせる。
    他のことをしたいときは時間を区切って他のことをする。

  • 人は書かないと忘れる

    自分の〆切を作る

    自分の時間割を作る
    一つの仕事にどのくらいの時間がかかるか見積もるのが大事
    段取り

    先に荒仕上して寝かして推敲

    得意な時間帯、効率のより時間帯

    細切れの時間も活用(電車の中

    小さい予定、大きい予定

    しっかり休むのも仕事

    ヒマになったら~はない

    徹夜はしない

    何が自分を不快にしているのか

    資料は付箋を貼り管理

    途中経過報告

    素材(準備)ができていれば腰は上がる


    〆切を守るための10カ条
    1時間い追いつめられるのは不快だと自覚
    2仕事はプロセルに分解して細切れで行う
    3プロセスごとにかかる時間を見積、自分〆切を設定
    4やらないといけないことを時間割にしていく
    5仕事は一気に完成させない 粗々から少しずつ精度を高める
    6早め早めにどんどんやる
    7自分の得意な時間帯、効率の良い時間を意識
    8ルーティンの時間をブロックする、細切れ仕事はすぐやる
    9やる気がでないときは10分間だけ離れる
    10効率を上げるイノベーションを常に考える

  • 〆切がストレスになっていないか?
    本1冊書く場合 原稿用紙300枚 12万字 月に1冊
    温泉が好き 温泉旅行
    〆切とうまく付き合う、味方に付ける

    〆切効果 東京オリンピックの新幹線開通 生産性向上
    日本企業の強さ
    文章の完成度→好み次第 〆切→守るだけで良い 守れなかったらチャンスを失う

    リクルート時代 大量の仕事をこなす訓練→仕事のリズム化

    最大のストレスは状況のぼんやり→やるべきことを洗い出す→△デッドを理解する、〇何をするかを理解する。
    仕事を細分化→本づくりの場合①取材準備②取材スクリプト読み③構成④執筆メモづくり⑤執筆⑥推敲

    デスクワークの仕事はなぜスケジュール化しないのか?→細かく設定すべし 時間割
    ToDo化しておく
    人間は注意力が散漫化する→野生動物に食べられないように!昔の生きる本能のなごり
    仕事見積もり作成
    ダラダラやらない→1時間単位 次のコマへ 経験を蓄積していく
    いきなり完成を目指さないから早くできる→時間を置いて推敲して冷ます。
    メールで粗々→☆送るメールの雛型を下書きへ
    得意・苦手な時間帯にやること→☆スケジュール化に要検討
    アイディア→iPhoneのメールの下書き
    作業的な仕事は定期的に時間を固定(請求書づくり、経費精算…)→ルーチンの時間割をつくっておく
    →忘れないように必ずメモ・脳に負担をかけない

    あらかじめオフの時間もスケジュール化 ×いざとなったら土日にやる→仕事をプロセスに分解していない証拠
    「暇になったらやる」→×
    ○毎年のハワイ旅行・温泉旅行のスケジュール化

    プロセスごとに達成感・モチベーションアップ

    追われることがイヤ→しっかり自覚→〆切を追いかける
    最終的に出てくるアウトプットが勝負 アウトプットに自信がないようで仕事を引き受けない☆役所では無理!
    仕事の選択基準はスケジュール☆フリーの作家の場合

    時間割のバッファ 突発的な事態変更 空いた時間があれば考えごとの時間

    仕事の出し戻し→信頼喪失
    目的を確認する→アウトプットのイメージを共通

    取材時のメモと録音の組み合わせ→大事なポイント・時間の節約
    膨大な資料は付箋で管理→章ごとに付箋 目次と照らし合わせたキーワード→「あの話はどこだったか?」→探さなくても検索できる方法

    リスク管理 体調管理 徹夜しない→危険信号を察知する訓練→☆体調管理・贅肉なしのほうが疲れにくい→目標体重をセット(30年5月末62kg台、6月末59kg台)

    〆切を守るための生活習慣→睡眠時間確保 食生活と軽い運動→筋肉、デスクで原稿を書く際も疲れにくい
    お菓子、ゲーム、スマホ→無理に我慢しない。ただし10分だけ
    したいけどできない状態→人間が嫌いな時間
    時間がない本好き、定年後に目一杯読もう→定年になったら読む気が起きない→時間が有り余ればやる気が起こらない

    ノルマ 爽やかな気持ちでビールが飲めるか?その場の快楽よりも後の達成感

    文章はかくあるべしの呪縛→喋ることと同じ、何を伝えるかが重要

    〆切遅れは人の時間を奪っている→☆〇〇研へメールを送っていない・自分の口頭説明を逃れるための口実
    〆切遅れによる後工程へのしわ寄せは、質の低い仕事や事故物件を生む遠因になる。

    時間をかければ→まやかし もっと早くから粘るべき 注)〆切前に出されることを嫌う人がいることを覚えておくこと
    〆切遅れは究極にカッコ悪い

    〆切を守らない人とは付き合わない 完成度を高める人→仕事の価値観が違う人もいる。

    〆切は自分でコントロールする意識を持つ→人にコントロールされる仕事人生ではない
    〆切にルーズ→人生もルーズになる
    自分を変えようと考えるなら、日常から変える。
    1日に何をやったか手帳に書いておく→今を検証しなければ改善できない・したことを書くスケジュール法

    〆切を自分で決めていくのが人生 人生の〆切を自分で設定

  • 月に1冊本を書く方の仕事術・時間管理術の本。

    全ての人にあう訳ではないが、1時間ごとの予定を組むなどの具体的な方法で著者が実践していることがわかった。

    徹底的なプロセス管理(時間・内容)が重要であると思う。
    人生のための〆切も含めて、参考になった。

  • 〆切を守り続けるための方法は参考にすべき点があったが、TO doリストの作成例はあったものの、時間割の作り方などは具体例がなく、イメージがわかりにくく、もっと深掘りして欲しかった。

  •  森博嗣さんもそうだけれど、多作の人は〆切で自分を追い詰めない。記述の中には、いくらか森さんを思い出させるものがある。
     ただし、精密なプラン(時間割)を作るかどうかと言う点は大きく異なるな。

  • <どんな本?一言で紹介>
    一度も〆切に遅れたことがない人気ブックライターが書いた、〆切を守りたい人の必読本!

    <どんな人におすすめ?>
    〆切を守りたい人。
    仕事のさばき方をもっとよくしたい人。
    多趣味だけど、どれも中途半端になる人。

    <読んだら、どんなことが分かるの?>
    「〆切」へのパラダイムシフトと、「〆切」を軸にした具体的な仕事のこなし方。

    ・〆切をポジティブに捉える
    ・仕事は、最初「粗々」で仕上げる

    ・できない仕事を引き受けないためには
    ・「〆切」を守るための、打合せの心構え

    ・〆切を守ってもらう「三原則」
    ・「〆切」を守ることで、一流に近づく

    <日々の生活、仕事などに活かせるポイント>

    1.時間の「見積もり」をしっかり行う
    できない仕事は引き受けるべきではない。〆切に間に合わないと、信頼を失うことにもなりかねない。

    そこで、依頼された仕事が実行可能かどうかを見極めるには、時間の「見積もり」が肝。
    また、依頼者にしっかりヒアリングをして、仕事の目的とアウトプットのイメージを共有することで、差し戻しを防ぐ。

    2.依頼者の立場で考える
    不測の事態が起きたときは、とにかく早めに依頼者に相談するべき。
    また、途中経過を依頼者に報告することで、完成に近づいていれば安心するし、イメージが違うなら早めに修正できる。結果的に、依頼を受ける側にとってもプラスになる。

    3.〆切を2つ作らない(「三原則」のうちの一つ)
    依頼者から言われた日付は「仮の〆切」で、「本当の〆切」に間に合わせれば大丈夫だ、と思っている人がいる。しかし、「これが本当の〆切」という点を最初から強調して伝えなくてはならない。

    <感想>
    すごくためになった。〆切を守ることは、信頼の貯金にもつながる。読んでよかった。

  • 著者自身の仕事に対する〆切設定方法全集。
    最後の「〆切を守る10箇条」にすべてが集約されている感じ。
    突飛なことは特になく。。。

  • 購入しました。

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著者プロフィール

1966年、兵庫県生まれ。早稲田大学商学部卒。リクルート・グループなどを経て、94年よりフリー。幅広く執筆やインタビューを手がける。著書に『マイクロソフト 再始動する最強企業』『10倍速く書ける 超スピード文章術』(共にダイヤモンド社)、『JALの心づかい』(河出書房新社)、『職業、ブックライター。』(講談社)等多数。ブックライターとしても、『プロ論。』シリーズなど100冊以上を執筆、累計売上は200万部を超える。2011年より宣伝会議「編集・ライター養成講座」講師。2013年、ブックライター塾開講。

「2019年 『これなら書ける! 大人の文章講座』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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