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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784865284003
作品紹介・あらすじ
⼀字のことで騒げる能⼒、対象への熱い思い、オタクは短歌に向いている!
「脚が5メートルある!」「顔がルーブル美術館(=美術品のように美しい)」などなど、オタ活においてはミームや誇張表現に頼ってしまい、語彙喪失状態になってしまいがち。
それでも、好きなものをもっと丁寧に、自分だけの言葉にしたい!
そんなオタクたちの真摯な想いに応える、現役オタク歌人による短歌入門。
みんなの感想まとめ
短歌を通じて自分の好きなものを表現する楽しさを教えてくれる入門書です。特に「推し短歌」というテーマで、オタクの視点から短歌の魅力を引き出していますが、初心者にも優しく、気軽に詠むことができる内容が魅力...
感想・レビュー・書評
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推しを短歌で詠むという切り口だが初心者向けの短歌の入門書であり、鑑賞のコツや短歌会参加時のことまで幅広く触れられている。
助詞の一文字で騒げるオタクは短歌に向いている、たしかに。
プロジェクションという概念や旅行詠も興味深かった。
旧知のキャラも出てきてそれもそれで楽しめた。 -
推しへの想いを短歌にするって楽しそう。そう思って気軽に読み始めたけど短歌の奥深さに触れられた。
読むのも書くのも好きだからこれを機にちょっと始めてみようと思う! -
読み応えのある短歌入門。きちんとレベル分けされているため、これから詠もうと思っている方も参考にしやすいと思う。
長文お気持ち表明をしているオタクや、伏字で会話しているオタクはこれを読んでぜひ三十一文字に表してみてほしい。 -
短歌の読み方だけでなく、鑑賞のコツ、短歌会の参加についてととてもわかりやすく書いてある。直接的な感情をそのまま書かず、読み手が想像を膨らませる表現をなど、短歌だけでなく、SNSでの文章を書く時にもヒントになることがたくさん。ワークシートの課題慣れないと難しいけど、これを続けると文のセンスが良くなる気がする
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短歌創作に興味ある人のとっかかりとしてはいい本だと思う。
推し色はちょっと薄め、な気がするかな。
2025.1.20
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短歌講座のワークショップを一冊にまとめたものです
アニメや漫画キャラの二次創作に絡めて解説されています
女性オタク向けではありますが、老若男女が表紙に描かれているように入門書としては誰でも読みやすい感じでした
二次創作に絡めた例句を挙げて、文法といった決まりごとを説明していき、とにかく一句詠むハードルを下げに下げにいこうとしてきます
短歌のコツに挙げられていた「強い言葉」を使いすぎない、には深く納得しました
例えば「闇、完璧、最強、運命」といった、一言で片付けられてしまうワードです
特に1番心に刺さったのは「最弱、絶望」といった弱さに振り切ったワードも強い言葉に当てはまるという説明です
だから私の作品はコンクールに受からなかったのだと、学生時代の文芸活動に折り合いがつくような気持ちになりました
葛藤を表現するのに、弱さに振り切って表現することも退屈なことだったのだと、今更教えられました
藍染惣右介の「強い言葉を使うな、弱く見える」とは至言だと思うばかりでした
後半では二次創作から離れ、カメラを自分に向けて詠むよう促されます
推しへの短歌技術を応用してみましょうという、ハードルを下げつつも普通に短歌を詠ませようともしてきます
基礎的なルールに留まらず、短歌趣味を続けていくワークライフまで触れており、元がワークショップならではっぽい入門書でした -
心に推しがいたらもちろん楽しいと思うけど、もし推しがいなかったとしても基本的な短歌についての知識をわかりやすく解説してもらえるので、今までなんとなく読んでいただけの短歌にやっと道標ができたような気がして嬉しかった。
短歌の作り方だけじゃなく同人誌作って文フリに出よう!という話や実際の推し歌会のレポートが面白かった。歌会って本当に高度な言語化を求められる場…すごい…
が、なるほど短歌にはそんな仕組みがあったんだな〜と何度も膝を打ったは打ったのだけど、でもこれで自分も短歌詠めるようになるぞ!詠むぞ!という気持ちの切り替えにはならないんだよな…読んだ上で、いやでもやっぱりどうしたらいいの…という気持ちになってしまう。私が短歌を詠む日はやってくるのだろうか。 -
推し短歌集かと勘違いしてましたわ。
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『推し短歌入門』
比較的若い層向けへの、短歌布教本です(敢えて普及等ではなく布教と言いたい)。
推しを推す。その一つの表現手段として短歌を提唱する一冊です。「推し活」に焦点を絞りつつも、しっかりとした短歌の伝道書となっています。
ただ、所謂「おたく」の生態、思考回路、「推し」という概念、「推し活」の実態や前提となるお約束事(ほぼ不文律)を理解共感していないと、ところどころのノリについてこれなくなるかもしれません。
しかしそれを踏まえていれば初心者に細かなテクニックまでフォローている入門書です。「どこから始めればいいか」もフォローしていて、親切な手ほどきとなっています。
同人活動というものはどちらかといえば閉じた円環ですが、それをうちに向けて開いていく営みでもあります。その点で同人と短歌は似ているといえるでしょう。
殊に二次創作に於いて、仲間同士で約束事、秘密事を共有していく「特別感」、これをイベントで盛り上げていく。同人活動はそんな活動です。この「イベント」が同人活動では同人誌展示即売会であり、短歌では歌会などに代表される催しになるでしょう。
この一冊でフォローされているもの。
【短歌とは何ぞや】
短歌は俳句と較べて自由度が高いなどと言われることもあるが、実際には決まり事、慣習は有る!(評者の意見としてはこの点も短歌と推し事は似ている)
【推し短歌三原則】(43頁)これについては推し短歌ではなくてもとても大事な留意点です。
ほか、【動詞は3つまで】【仮名遣いについて】【言葉遣い】【一時空け・全角】【定型・破調】【比喩】【助詞】【強い言葉の扱い】【句切れ】【句跨り・句割れ】【慣用句】【表記(漢字仮名)】ほか、技巧についても惜しみなく一とおり触れています。
また「詠む」ようになったら「読む」ことも勧めています。
歌会に参加するときの心構えや態度などの説明もあり、その歌会の席で、ほかのかたの詠んだ歌が理解できなかったとき(これ、けっこうありますよね)、その「わからない」ことと向きあうススメとアドバイスもあります。
引用、パクリ、本歌取りなどについても説明があります。
本当に、出し惜しみなく、推し活のひとつとしておたくが歌の世界へ踏み込んだとき、できるだけの手ほどきと応援がこめられた、愛情深い入門書なのです。
ここまで絶賛したきましたが、ひとつだけどうしても言わなくてはならないところが…。
私は短歌を詠む前、同人活動をしていました。オンラインでもしていましたが、重きを置いていたのはオフライン同人です。
そして、「文フリ」は、参加したことがないのですが、同人誌展示即売会であれば参加歴があります。地域密着の小さなイベントからコミックマーケットまで。尤も最後に参加したのが十年以上も前になるので、いま現在で大きく変わっているのであれば不見識を詫びるほかありませんが…。
本書210頁に
「文学フリマ」、通称「文フリ」は、簡単にいうとコミケです。
とあります。しかし私の知る限り「文学フリマ」は「コミケ」ではありません。
細かいようですが、佐川便やゆうパックが宅急便ではないように。ピルクルやマミーがヤクルトではないように。
創作イベント、同人誌展示即売会はコミケではない。詳しく知りたいかたは「コミケ 商標」などで検索してみてくださいね。
あと、並ばずの入場や座席目当てでチケット入手=スペース確保するのは一般的なのでしょうか? 近年、または文フリでは推奨されているのかしら。
長々つづりましたが、推し活されているかたが、ひとつの表現の手段として短歌を始められるとき、力強い道しるべになる一冊だとお勧めします。
(推し活関係なくても短歌の入門として良書です!) -
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オタクなら必ず短歌が上手くなるという言葉を見て購入しました。
内容は優しくもしっかりとした短歌の入門書です。
作者さんの漫画やアニメの推しを思って作った短歌を例題にしつつ、短歌を作る、短歌を評するといった短歌の楽しみ方が書かれており、とても分かりやすいです。
どうやって短歌を考えるのか、そもそもの取っ掛かりが分からない自分の様なまっさらな素人にはかなり嬉しい本でした。
オタク、でない人でも短歌を楽しんでみようかなと思える作りで、読んでよかったなと思えます。
何度も読み返して自分の血肉に出来る様にしたいです。 -
短歌集を読んだり、日記代わりになんとなく短歌を作ってきたけど、短歌の入門書には今までなかなか手が出なかった。題名に惹かれ、本屋でパラパラと試し読みをして、いくつか筆者と推しが被っていたのと、これなら楽しく読めるかもと購入。
ゲーム感覚であったり、ワークシートがあったりと気軽に取り組みやすい工夫がされていて、実際に推しの短歌を納得いくように作れるのはまだ先だと思うけど、挑戦しようと思えた。筆者の説明の分かりやすさや配慮の行き届き方など読んでいて負担が少なかった。 -
推しという切り口から、初心者に向けて短歌を説明している入門書。わたし自身は初心者ではない(たぶん)がとても参考になった…!
榊原紘さんの短歌は大好きで歌集も持っているので、(あ、あれ推し短歌だったんだな…)と思う箇所が何度もあり面白かった。途中の推しを降ろすイメージ画像が面白すぎて、何日も思い出し笑いして死にかけた。 -
(後で書きます。普通に良質の短歌創作入門だった。参考文献リストあり)
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面白かった!
推し短歌入門とあるけれど、短歌入門だった、ちゃんと短歌の定石を教えてもらえた -
短歌を詠む際の技法や題材探しの方法が初心者にも分かりやすいレベルで書かれており、非常に参考になった。
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短歌を始めたてほやほやのとき、何か勉強になる本はないかと探して出会った本。タイトルからしてもうオタクには最適。
「推し短歌」の作り方だけでなく、短歌の基礎からしっかり解説してくれてすごく助かった! 「君」「あなた」は主体にとって特別な存在、という話とその理由はなるほどな〜と思った。あと「強い言葉を使いすぎない」というのは短歌に限らず文章全般に言えることでもあるよなあ。それでいて強度を出すことも大事、となると技量が必要だ! がんばろ!
【読んだ目的・理由】短歌の勉強がしたかったから
【入手経路】買った
【詳細評価】☆4.0
【一番好きな表現】私の考えですが、短歌とは言い切れないもの・「あわい」のようなものを掴む詩形で、強い意味を持つ単語をドン!と置いて解決するのなら、そもそも短歌にする必要はないんじゃないかと思います。(本文から引用) -
友人からもらった本。一向に読み終わらないのだけれど、とてもおもしろい。わりと読み始めの部分で自分が短歌を詠むことに楽しくなってしまってそれきりになってしまっている。1年ほど前にこの本をすこし読んで詠んだ短歌が1200首を超えた。入門本としてものすごいちからを持っている。漫画作品の後半の話等が出てくるので、読みかけの漫画や気になっている漫画がおありの方はそれらを読み終えてからこの本を読んだ方がいいかもしれない。
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短歌は敷居が高いイメージがありましたが、「推し短歌」という言葉に引き寄せられて購入しました。難易度が星1〜3で分けられていて、初心者がまず気をつけたいことから、慣れてきた人が挑戦したいことまで多岐にわたり、読みごたえがありました。
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