アルバムのチカラ 増補版

  • 赤々舎
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865411003

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で話題の本となっていたので、手に取ってみた。上映中の『浅田家!』の原案だそう。2011年の東日本大震災で被害にあった写真は、たくさんの人の知恵や行動によって残されていることを知った。自分も趣味で写真を撮っているが、データ上に残しているだけでアルバムにまとめていない。デジタル化が進んでいく中でそのことを憂いた作者の言葉が、始めに書かれている。写真は思い出になる。自分も撮ったままになっている写真をアルバムにまとめなくては、と気付かせてもらえた本。

  • 写真は生きていることの証。

    愛。

    写真1枚一枚の重みを痛感しました。

  • アルバムのチカラ

    分かりますよ。

    東日本大震災で被害にあった写真を修復し、
    持ち主に返す運動をしている。

    と言うことは何かの報道で知っていた。

    その活動の記録が、本書だ。

    カメラマンの性格がいいのだろう。

    本書に写っている人達の表情が良い。

    本書で気になったのが、プリントされている写真が、
    フィルム時代のものだと言うこと。

    前撮り・結婚式・披露宴の写真もデジタルデータで提供されると言うのも結構多い。

    やっぱりハードコピーも欲しいよね。

  • 震災で泥だらけになってしまった写真。その写真洗浄ボランティアの方々を巡る物語。データでなく形として写真を残しておくことの意味が身に染みる。

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著者プロフィール

雑誌「Re:S」編集長を経て、秋田県発行フリーマガジン「のんびり」、webマガジン「なんも大学」の編集長に。
自著に『魔法をかける編集』(インプレス)、『ほんとうのニッポンに出会う旅』(小社)。
イラストレーターの福田利之氏との共著に『いまからノート』(青幻舎)、
編著に『池田修三木版画集 センチメンタルの青い旗』(ナナロク社)などがある。
編集・原稿執筆した『るろうにほん 熊本へ』(ワニブックス)、『ニッポンの嵐』(KADOKAWA)ほか、手がけた書籍多数。

「2017年 『風と土の秋田 二十年後の日本を生きる豊かさのヒント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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