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- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865461367
感想・レビュー・書評
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2022年8月8日読了。村上春樹による短篇(本人はこの書き方をするらしい)のガイドブック、それぞれの短編集の成り立ち・読みどころやどの長編につながっているか、などを解説する本。ほとんどの村上短篇を読んでいるつもりだったが、多くはエッセイなど雑文であり、最近映画化された『ドライブ・マイ・カー』はじめ未読の短篇もまだまだあるな…と認識。「短編小説」への向き合い方が、きっと村上春樹は欧米の小説家的であり、本来はこの人の書き方が「ザ・小説」であり、日本の多くの小説家はエッセイやショートショートであって実は「高品質な短編小説」ではないのかもしれない、と思ったり…。
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図書館で借りたけど、手もとに置いていつも読み返したい。私は長編小説が好きだと思ってたけど、まだ読んでない短編がたくさん。この先読むのが楽しみ。
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確かに村上春樹の短篇は面白い。中国行きのスロウ・ボート、カンガルー日和、蛍・納屋を焼く・その他の短編、回転木馬のデッド・ヒート、パン屋再襲撃、TVピープル、レキシントンの幽霊、神の子どもたちはみな踊る、東京奇譚集、女のいない男たち。など。全集には書き直したバージョンがある。
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