灰と幻想のグリムガル level.5 笑わないで聞いておくれよ (オーバーラップ文庫)

著者 :
制作 : 白井鋭利 
  • オーバーラップ
3.84
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本棚登録 : 124
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865540260

作品紹介・あらすじ

「……で、これ、何だと思う?」
 ワンダーホールに来てから数ヶ月。ハルヒロたちは少しずつ、だが着実に実力をつけて迷宮を攻略していた。
そんな時、探索中に見たことのない「穴」を見つける。
前回……たしか三日前にこの場所を通りかかったときはなかった穴。
それは未発見の新エリアかも知れず、一番乗りしたパーティには大きな利益がもたらされる。
踏み込むかどうか迷うハルヒロだったが、変わり者が多いが実力はあると評判のチームトキムネが現れ、合同での探索を提案される。
 灰の中から生まれた冒険譚は、新たな出会いと共に続いていく。

感想・レビュー・書評

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  • 新しいエリアの発見と冒険。
    実力派トッキーズと一緒になって、安心かなと思っていたらいつもより緊迫の展開でした。
    ドキドキ。
    回復魔法ないとやってられないですな…。
    ハルヒロが良いリーダーだって皆に認められていて良かった。

  • 異世界の異世界か…それはすごい発見なんじゃないだろうか。
    モンスターに押されに押されてる元の世界、そこで広大な新天地が手に入るかもしれないというのは、とてもでかい気がする。
    向こうは向こうで大きなモンスターたちがいるみたいだけど、知能がそれほどでもないなら人間は何とかできる気がするよ。

  •  自分のパーティーをまとめ上げることに成功したリーダーの受難は、他のパーティとの関わりを円滑に進めること。
     現実はそれらが同時並行するのだろうが、小説としての叙述のメリハリから考えれば、そして主人公の目配せの配分から見れば、別々に描かれるのも奇異とまでは言いにくいだろう。

     しかも、人から明らさまに好かれる経験も、「恋心」の表出の仕方を知り、気付いていく過程の中では大切な経験。
     ノリの軽い人ならとりあえず仲良くして見るかということになるし、ハルヒロのように良い意味で生真面目な人なら悩んでしまうというのも、割にしっくりくる。

     自分自身と、自分のパーティを相対化し、長短を自覚する上では必要な巻ではあるが、全体の流れからすると種蒔き巻なのだろう。

     正直、パーティメンバーとの関係がまだまだ上っ面でしかない現状と、恐らく描かれること、描きたいことがパーティ内部での感情の揺れや軋轢、修復といったものと考えられることから見ると、本巻については、先のような解釈でもしないと余り褒められたものではないようには感じている。

     まぁ、ハルヒロ以外のメンバーに関する微細な伏線や心理面の描述は読み取れていない可能性もあるが…。

  • 5巻。この巻からちょっと毛色が変わったかな。

    ワンダーホールで新エリアへの道を見つけたハルヒロたち。
    チームトキムネと一緒に探索して、新しい世界を見つける。
    一緒に探索する約束を破って抜け駆けしたトキムネたち。
    新しい世界は光魔法と暗黒魔法が使えなくて死にかけたトキムネたちをハルヒロたちが助けて終わり。

    光と暗黒魔法が使えないのに、精霊魔法が使えるのがちょっと違和感だったな。
    魔法使えない神官とか、必要なくね?w
    なんで連れてくんだろ、仲間だからかな。

  • ハルヒロたちがここまで力をつけるなんて予想外でした.チームトキムネが個性的で,いろいろな変わり者がいて,真面目な場面でもアクセントがありました.この巻はハルヒロの心情が今までの巻よりも,より鮮明に描かれていて,リーダとしてどう成長していくのか楽しみです.私はミモリ好きなんだけどな…

  • お笑い実力派パーティートッキーズと行動する中で見つけた異世界への入口。

  • ぐだぐだ悩んでいるときも、死と隣り合わせのバトルでも、地の文でハルヒロの上昇志向と言い訳をごっちゃにした思考垂れ流しで、自虐芸人のようなキャラになってきた。才能のある奴に対する空虚な僻みはとてもわかる。ノリで生きている奴に負けるアホらしさといったらない。
    最後のセリフで笑っちゃったけど、こういうシリーズだったっけ?

  • 主人公が地味に成長してる。この巻でははちゃめちゃなパーティとの比較で、より主人公の堅実さが浮き彫りになった感じ。

  • 新しい世界を発見して撤退した話。

    何気に優秀なリーダーとして周囲から認識されはじめた主人公。他人称の記述を見てみたい。
    まあ、あいかわらずのネガティブさがらしいといえばらしい。

  • ミモリンわかっとるな…。
    というわけでトッキーズと異世界探索。
    メリイとのフラグは立たない…いやむしろ諦めかけてるレベルで、ここにきて別ルートの可能性が!?

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著者プロフィール

作家。北海道大学文学部卒。
『純潔ブルースプリング』で第7回角川学園小説大賞・特別賞を受賞。
主著に『薔薇のマリア』シリーズ、「第九高校」シリーズなどがある。

「2013年 『マイワールド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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