灰と幻想のグリムガル level.5 笑わないで聞いておくれよ (オーバーラップ文庫)
- オーバーラップ (2015年2月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865540260
作品紹介・あらすじ
「……で、これ、何だと思う?」
ワンダーホールに来てから数ヶ月。ハルヒロたちは少しずつ、だが着実に実力をつけて迷宮を攻略していた。
そんな時、探索中に見たことのない「穴」を見つける。
前回……たしか三日前にこの場所を通りかかったときはなかった穴。
それは未発見の新エリアかも知れず、一番乗りしたパーティには大きな利益がもたらされる。
踏み込むかどうか迷うハルヒロだったが、変わり者が多いが実力はあると評判のチームトキムネが現れ、合同での探索を提案される。
灰の中から生まれた冒険譚は、新たな出会いと共に続いていく。
感想・レビュー・書評
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新しいエリアの発見と冒険。
実力派トッキーズと一緒になって、安心かなと思っていたらいつもより緊迫の展開でした。
ドキドキ。
回復魔法ないとやってられないですな…。
ハルヒロが良いリーダーだって皆に認められていて良かった。 -
異世界の異世界か…それはすごい発見なんじゃないだろうか。
モンスターに押されに押されてる元の世界、そこで広大な新天地が手に入るかもしれないというのは、とてもでかい気がする。
向こうは向こうで大きなモンスターたちがいるみたいだけど、知能がそれほどでもないなら人間は何とかできる気がするよ。 -
ハルヒロたちがここまで力をつけるなんて予想外でした.チームトキムネが個性的で,いろいろな変わり者がいて,真面目な場面でもアクセントがありました.この巻はハルヒロの心情が今までの巻よりも,より鮮明に描かれていて,リーダとしてどう成長していくのか楽しみです.私はミモリ好きなんだけどな…
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お笑い実力派パーティートッキーズと行動する中で見つけた異世界への入口。
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ぐだぐだ悩んでいるときも、死と隣り合わせのバトルでも、地の文でハルヒロの上昇志向と言い訳をごっちゃにした思考垂れ流しで、自虐芸人のようなキャラになってきた。才能のある奴に対する空虚な僻みはとてもわかる。ノリで生きている奴に負けるアホらしさといったらない。
最後のセリフで笑っちゃったけど、こういうシリーズだったっけ? -
主人公が地味に成長してる。この巻でははちゃめちゃなパーティとの比較で、より主人公の堅実さが浮き彫りになった感じ。
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新しい世界を発見して撤退した話。
何気に優秀なリーダーとして周囲から認識されはじめた主人公。他人称の記述を見てみたい。
まあ、あいかわらずのネガティブさがらしいといえばらしい。 -
ミモリンわかっとるな…。
というわけでトッキーズと異世界探索。
メリイとのフラグは立たない…いやむしろ諦めかけてるレベルで、ここにきて別ルートの可能性が!?