灰と幻想のグリムガル level.6 とるにたらない栄光に向かって (オーバーラップ文庫)

著者 :
  • オーバーラップ
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本棚登録 : 231
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865540727

作品紹介・あらすじ

最強&伝説の義勇兵たちとハルヒロが共闘!?

「目標はもう決まったわけだろ? それなのに、帰るってどういうこと?」
ハルヒロたちとトッキーズが発見した「黄昏世界」は新たな狩場として注目を集めていた。ハルヒロたちも、以前は逃げるしかできなかった白い巨人を撃退し、安定した稼ぎを得られるまでになっていた。しかし、あるクランの行動がきっかけで「黄昏世界」の危険度が跳ね上がってしまう。そんななか、以前に加入した「暁連隊」のリーダーであるソウマと再会したハルヒロたちは、なし崩しに複数のクランが参加する、大規模なミッションに加わることになる。
精強な義勇兵たちと共に戦うことで、ハルヒロは何を見て、何を思うのか――

感想・レビュー・書評

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  • ダスクレルムとデイブレーカー集合編。

    どうなるのか分からんけど、クザクとメリイはあかんです!
    相変わらず主人公は平凡だけど、凄い人達になんか認められるという感じが良いです。
    また誰がが死にそうな雰囲気を出しつつ粘りつつ、ギリギリなまま次巻へ続く、、、

  • 伝説の人に会ったり。
    今、こうしてスゲーって思うけど、将来ハルヒロ達もそんな風に思われるパーティになってたら面白いかも。

  • モテモテなのに、どうも乗り気になれない低いトーンのハルヒロがいい感じ。

  • 暴虐の報い。
    自分たちがモンスターにされてることを、モンスター相手にしちゃったら、逆にやり返されるのは当たり前のこと。
    その暴虐は本当に生きるためだったのだろうか。
    そんなことを言っても仕方ないのだけど。

  •  異世界冒険譚としては、叙事的にはまあまあだが、ハルヒロ以外のメンバーの心象がまるで判らず、戦いの手慣れてきた感だけが懐中に入ってくるだけ。

     心象風景の丁寧さという本作の長所を死なせているのは、恐らくは意図的だろう。
     が、ここまで周りと何も話さないハルヒロに少し苛立ちを感じずにはいられない。それが例え、周囲の心象の隠蔽という作品描写の目的に資するためであろうが……。

  • 話がぶっ飛んできましたね。嫌いじゃないです。この巻で、ソウマとアキラの実力が垣間見えますが、想像するだけでカッコイイです。巨大な敵に立ち向かっていく姿は、大きな背中がカッコイイです。ハルヒロの内心が凄く揺れ動いていて、頑張れって応援してしまいます。これだけ内心が揺さぶられているのに、客観的に自分すらも見ているところは共感してしまう部分があって、ハルヒロが主人公で良かったなと思いました。

  • 最初の頃の緊張感が失われてしまったなあ。

  • 異世界での巨人との戦い。伝説のアキラたちときょうとう。さらに逃亡するなかで、もう一つの異世界へ。

  • トッキーズ笑った。ミモリンが純過ぎて泣ける。ハルヒロがいろいろ言い訳してるけど、美少女だったら間違い無くOKしているわけで、その辺、年相応の男子。実力派パーティが大活躍する中、ハルヒロたちはやっぱりモブキャラで、いてもいなくてもストーリーには関係ないというのが良い。"元の世界"というキーワードが出てきてるけど、その辺にはあまり絡まないで欲しい、モブキャラだし。

  • アニメ化おめでとうございます。
    映像になるということもあってか、戦闘時のハルヒロは客観的に見るとどんな感じなんだ…という常からの疑問がちょっぴり解消されて私はうれしい。そうかずっと眠そうな目してるのか…良いじゃないか…いやそれでも一人称視点だから実際はわからんのだけど。
    薄々気づいてはいたけど、メリイとのフラグは今回ですっぱり切れたということでOK?うん、しょうがないね。すっきりしました!もしこれでいやいや実は…ってなったら逆に困るな。とはいえ、じゃ、ミモリで!ってのも嫌な感じなので、うむ、これがベストな感じではないでしょうか。やれる中でのベスト。まあ、この主人公はいつもそんな感じですね…がんばっとる。
    今回は久々ソウマらとの戦闘もあり、待ちに待った『元の世界』というワードも出てきたところで、さて、続きは一体どこになるんだ…?

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著者プロフィール

作家。北海道大学文学部卒。
『純潔ブルースプリング』で第7回角川学園小説大賞・特別賞を受賞。
主著に『薔薇のマリア』シリーズ、「第九高校」シリーズなどがある。

「2013年 『マイワールド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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