理想のチームプレーヤー――成功する組織のメンバーに欠かせない要素を知り、成長・採用・育成に活かす方法

  • サンガ
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865641721

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  • 成功する組織を作るためには何が必要なのかを解きほぐした本。
    重要なのはメンバーの個人的な能力ではなく、チームプレー。

    優れたチームプレーヤーに欠かせない要素は、
       ① 謙虚であること
       ② ハングリーであること
       ③ スマートであること
    の3つだという大前提が掲げられます。

    3つの要素が欠けたメンバーは、会社をダメにする「モンスター社員」になる可能性が高いという注意事項も。

    手に余る職場のお荷物のモンスター社員は、3つの要素のどれかが足りないという指摘は、とてもシンプルでわかりやすい考えです。

    前半は、物語仕立てになっており、突然会社のCEOに任命された主人公が、大きなプロジェクトを成功させるために理想の人的素材を探そうと奮闘します。読者は悩みながら模索する主人公と一緒に、理想のチームプレーヤーはどうすれば得られるのかを考えていくことができます。

    共通のゴールを目指すためには、共有できる価値観が必要。
    そのためには、会社にきちんとした企業文化が存在することが大切。
    会社母体がしっかりとした理念の土台があり、そこに個人の資質が加わることで、理想的な状態が整う構図になっています。

    後半は、3つの要素のどれかがが欠けているメンバーのキャラクター分類が具体的に解説されています。
    どれか1つが欠けている人は「うっかりトラブルメーカー」か「憎めない怠け者」か「熟練の政治家」。
    2つ欠けている人は「歩兵」か「ブルドーザー」か「人たらし」。
    どれも表現が的確です。

    巻末に掲載された「自己評価テスト」で、自分が3つの要素を兼ね備えた人材かを確認でき、「面接時の質問例」は優れたチームプレーヤーを採用したい人事担当者が利用できます。また「謙虚さ」「ハングリーさ」「スマートさ」を育成する方法は、モンスターの気がある社員のフォローアップをしたいリーダー向け。
    ビジネス上のさまざまな立場の人に必要な情報が詰まっています。


    著者は『なぜあなたのチームは力を出しきれないのか』のパトリック・レンシオーニ氏。
    大試合の最中にも常に冷静な状況判断をしていたラグビー日本代表のリーチ・マイケル選手も、この本を推薦しています。

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