反知性主義とファシズム

著者 : 佐藤優 斎藤環
  • 金曜日 (2015年5月21日発売)
3.28
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865720020

作品紹介・あらすじ

AKB48・村上春樹・宮崎駿-知の怪物と気鋭の精神科医が、カルチャーから日本社会を読み解く!

反知性主義とファシズムの感想・レビュー・書評

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  • なんか後味の悪い本だった

  • これからの私たちの社会が、どこに向かうのか、読みやすく整理された対談集。続編待望。

  • 対談。定義が曖昧なまま用語がつかわれるため、一つの単語を異なる意味で使っている気持の悪さがある。佐藤は新しい事象を自分中にある知識に強引に分類して一人知ったかをしているレッテル主義。斉藤にはあまり印象がない

  • 中々難しい部分もあったが面白く読めた。やはり教養は大事だと思う。

  •  元外務官僚と精神科医という著名な2人の対談集。それゆえ、論の深みは元々予定されておらず、佐藤氏が吠えている印象が強く残る。

     とはいうものの、ジブリ作品(正確に言うと宮崎駿作品)対する個人的違和感、特に「もののけ姫」以降に感じていた違和感について、当該作品群の持つファシズムとの高い親和性をキーワードに据える佐藤優によって、上手く言語化してもらった感じ。

     あと、佐藤氏の百田尚樹観は須らく首肯。

  • 面白かったし、久しぶりに知識欲をかきたてられたけど、しかし、これほどタイトルと内容が乖離していることは、ビジネスとして許されるのか?

  • 世界或いは日本でのファシズム、タイトルからその辺のことをこの二人がどう語るかを期待し手に取ったものの、「機会があれば、この点(日本のファシズム)について議論を掘り下げたい。」と「おわりに」で佐藤氏の言。。。

    多崎つくるも風立ちぬもまだ見ていないのでかなり飛ばしよみしたが、斎藤氏の言い得て妙すぎる「ヤンキー主義」という言葉や、AKBを始めアイドルがなぜ売れてるか?などは面白かった。

  • 図書館で借りて読んだ。
    斉藤環は好きなんだけど、佐藤優はイカガワシすぎて、あんまり信用できない。言ってることに間違いが多いから。

  • 『週刊金曜日』の対談。AKB48と宗教。「つくる」と村上文学と文芸界。「風立ちぬ」が受入れられる今の時代の空気。サブカルチャーがはびこりヤンキーが政治を動かす日本。

    知識と論理の引き出しの多さ、縦横無尽の組合せ。知識人ってすごい。時事ネタなので対談日・掲載日が知りたかった。

  • サブカル精神科医と「知の巨人」佐藤優氏による異色の対談。なにがどうなってこの組み合わせになったのやら、とにかく興味深いので読んでみました。

    本書は4章に分かれていて、第1章~第3章はサブカルチャー(AKB48、村上春樹、映画『風立ちぬ』)、第4章は片山杜秀『未完のファシズム』(新潮選書)という本をきっかけに話が進んでいきます。

    全体としては、斎藤環氏の守備範囲であるサブカルの世界に、佐藤優氏というハイカルチャーの権化のような人物が乗り込んでいって暴れ回る、みたいな印象を受けました。議論もいい感じに噛み合わず、かといって対立するわけでもなく、まるで予想がつかない展開をみせます。

    百田尚樹氏や曽野綾子氏の作品について、「(斎藤)そういう忘却の彼方に行ってくれればいいんですけれども」、「(佐藤)日本には説教文学ってありますからね」(P.216)というコメントは笑えました。でも佐藤氏の作品はそれこそ「説教されたい」若者の支持によって成り立っているような気もします。

    前述の通り、似た者同士で調子よく話が進んでいくタイプの対談ではなく、分厚いバックグラウンドに裏付けられたお二人の思考と思考がぶつかり合う、刺激的な対談でした。

    (20160228)

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