知の不確実性 〔「史的社会科学」への誘い〕

  • 藤原書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865780468

作品紹介・あらすじ

ウォーラーステイン「社会科学」論への最良の入門書
「人文学」と「科学」への知の分割が限界を迎えている今、社会科学という知こそが果たしうる役割とは何か。近代世界システムにおける知の刷新の方向性を示した大著『脱=社会科学』『新しい学』などの著作群の最先端に位置づき、それらを読み解く手がかりとしても最良の一冊。ブローデルを継承して「時間」を導入した「史的社会科学」への再統合を呼びかける、ウォーラーステイン「社会科学」論の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • ウォーラーステイン、山下範久監訳『知の不確実性』読了。

    帯にあるように、本書は社会科学論。
    文系学部廃止や社会科学という「学問」に対して疑問のある人は面白く読めると思う。
    他方、「学問」全体を俯瞰できない(興味がない)人には、また世界システム論のような内容かと思っている人には、内容がひとつも頭に残らない著作。

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著者プロフィール

1930年ニューヨーク生まれ。世界システム論の提唱によって社会科学一般に大きな影響を与えた社会学者。著者に『近代世界システム』全四巻(名古屋大学出版会)などがある。

「2019年 『資本主義に未来はあるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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