海外大型M&A 大失敗の内幕

著者 :
  • さくら舎
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本棚登録 : 39
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865810080

作品紹介・あらすじ

ソニー、松下電器、JT・・・M&A失敗事例の罠と教訓!
海外M&Aは、成長時間の短縮、新興国など新市場の獲得、強みの合体によるシナジー効果など理想的な経営戦略に思える。しかし、実際はどうか。資産調査(デューデリジェンス)不足による高値づかみ、想定外の劣悪案件、うまくいかない経営統合、マネジメント人材不足による経営の丸投げ、利益を圧迫する巨額買収費や「のれん」代の処理……など、さまざまな落とし穴に足をすくわれる企業が多く、むしろ成功ケースは稀だ。
本書ではバブル期~現代までの、大型M&A9案件の大失敗例をひもとき、その原因を経営戦略、人物(経営者)の両面から分析。数字で理知的に語られる失敗の裏から、リアルで生々しい経営者の判断ミスが浮かび上がる!!

感想・レビュー・書評

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  • 日系企業9社が行った海外企業の失敗事例のM&A。
    当時の背景・経緯から、その失敗に至った理由を著者の視点で綴った内容。

    改めて感じる目的の重要さ。更に目的がビジネス上妥当なのか?
    あるべき姿が見えていないM&Aはやはり成功しないことが実感できる。
    自社がM&Aをする際、こうした本に失敗例として書かれないようにとも痛切に感じる。

  • 失敗の定義・時間軸の提示がない中、情緒的な記載が続く。失敗の定義がないのは、この本で採り上げられている企業も一緒だが。週刊誌好き向きか。

  • 失敗の理由はたくさんあるだろうし、ここに書かれたことはかなり表層的なところがあるだろうけと表層的だからこそ本質を突いているところもあるかもしれない。何にしても日本企業の(というか日本企業に限らないが)巨大M&Aはどこかしら失敗含みだとも思う。

  • 有名な日本企業が、華々しく発表した大型M&Aが、あまりにも稚拙な計画で行われていたことを確認できます。
    なれない大金を持った小心者が、大失敗をする話は、昔からよく聴かれます。バブルのときに失敗し、その後の「グローバル化」で失敗し、巨額のお金を海外にだまし取られていく姿が、ありありと現れています。
    しかし、失敗することが明らかでも、周囲の役員たちは転がりだす大きな流れのを止めることができません。その姿は、自分ならどうするだろうと考えると、やるせない気持ちにさせられることでしょう。
    最近は、カリスマ経営者の強引な世襲が通らなかったり、あまりにも傍若無人な経営を行う企業の内幕が外に漏れるようになったりしてきました。
    一部の強引な権力者に、こつこつ日々の利益を積み上げて会社を支える人々が虐げられないようにと願わずにはいられない一冊です。

  • 要するに、誰のため、何のため、ってのをしっかり考えて、それを絶対に忘れないで、そこから逸れてはいけない、ってことだな。

  • 最近大流行中の海外M&A案件について。ブックオフでの入荷待ち。

  • 日本企業の経営力では、海外の企業を統治出来る実力がまだないと言うことが良く分かりました。

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著者プロフィール

経済ジャーナリスト。早稲田大学文学部卒業。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的取材・執筆活動を続けている。
著書には『日銀エリートの「挫折と転落」--木村剛の「天、我に味方せず」』(講談社)、『世襲企業の興亡』『海外大型M&A 大失敗の内幕』『社長解任 権力闘争の内幕』『社長引責 破綻からV字回復の内幕』『住友銀行暗黒史』『巨大倒産』(以上、さくら舎)、『実録アングラマネー』(講談社+α新書)、『日本企業モラルハザード史』(文春新書)、『強欲起業家』(静山社文庫)、『異端社長の流儀』(だいわ文庫)などがある。

「2018年 『社長争奪 世襲・派閥・策謀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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