ニュースの大問題! ―スクープ、飛ばし、誤報の構造

著者 :
  • さくら舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865810165

作品紹介・あらすじ

新聞、TVのニュースはなぜ真実と思いこみ、誤報があるのか?
朝日新聞の「慰安婦問題」の誤報、福島原発の「吉田調書」のスクープ→大誤報、そして池上連載コラム掲載拒否、この3つの事件をめぐって、2014年はマスコミに対する不信感、ブーイングが乱れ飛んだ。ニュースはそもそも偏向している、都合の悪いことはなかなか書かない、といった批判も、じつは報道という世界の仕組みや考え方を知らないからだと著者はいう。池上彰がNHK記者としての実体験を踏まえて解説するニュースの裏側!ふだん見ているニュースはこんなふうにつくられていた!公平中立なメディアはあるか、スポンサーはどこまで力をもっているのか、ニュースは国益を考える必要があるのかなど、さまざまなニュースの大疑問に答える!!

感想・レビュー・書評

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  • 池上さんにも警察まわりの時代があったのか。記者の人事ローテーション、政治部、経済部、社会部の上下関係などが分かって面白い。

  • 読みやすくてとてもよかった。
    高校生や大学生向きかなと思う。
    普段新聞やニュースに馴染みがない方も読むといいかなと思う。

    私自身、新聞の読み方やニュースとの接し方を学校で学ぶことがあまりなかったので、もっと積極的に取り入れるといいなと思った。
    今の学校では、行っているのだろうか?

    また記者の仕事についても詳しく書いてあって、勉強になった。
    新聞とテレビの報道についての違いは興味深かった。
    彼らの日々の仕事の成果が新聞やニュースには詰まっているんだなと思うと新聞やニュースは本当にありがたいものだと思う。
    だからこそ、誤報など出さないようにしてもらいたい。
    そして節度をもって表現の自由を守ってほしいと思う。
    時の権力と距離を取り、人々の表現の自由や知る権利を守ってほしいなと思った。

  • 「ネットさえあればいい」と思っている人にぜひ読んで欲しい本。

    テレビや新聞などのマスコミはどうやって日々のニュースを集め、報道しているのか。誤報やスクープはなぜ起こるのか。そんなニュースの裏側を元NHK記者の経験を生かして、池上さんが解説した1冊です。

  • 新聞社は民間の株式会社だから何をやろうと自由。言論・表現・報道の自由があるので、法律に反しない限り、どんなに偏った主張をしてもいい。他方、民間のテレビ局は国民共有の財産である電波を使用し、総務省から放送免許を得て仕事をしている。公平中立の立場でやらなければならないという義務と責任がある。テレビが公平中立でなければならないとは、かなりの勢いで驚きであった。池上氏自身の体験を基に報道がどのように作られるのか、その舞台裏が語られる。驚きの初耳に随所でイメージ修正をさせられた。いつもは冷静でスマート理論派の池上氏が、激情、本音、皮肉を鋭く漏らしている。零れ落ちているといった感じか、結構ウケルし興味をそそられた。

  • 著者のNHK記者時代の経験から学んだことや、ネットから新聞、テレビ、週刊誌に於ける各メディアのニュースの報道スタンスなどありとあらゆることが著されています。その上で、自分で目にしたニュースを鵜呑みにすることなく考えることの重要性も説いています。

  • 新聞を読まずにネットのニュースだけで世の中を知った気でいることに対しての問題定義、また、なにかというとすぐに陰謀論、報道規制などを疑いすぎるせいで、逆に真実が見えなくなるという池上氏の意見にはうなずけるものがあったが、とはいえ、もはや今更新聞を読もうという気には到底なれない。ネットもほどほどに。できるだけ偏りなく本を読もうと思った。

  • フリージャーナリストの池上彰氏が新聞やニュースなどの報道について自身の経験などを踏まえて書いた一冊。

    氏の著書は多く読んでいますが、経済や政治を解説したものとは大きく趣の異なる作品で特に氏のNHK時代での経験が書かれている箇所が多く、ニュース解説のイメージしかなかったので印象が変わりました。
    また、報道の裏側やニュースができるまでの取材など当事者でないと知れない部分が多く書かれており、勉強になるだけでなく日々接している報道が血の滲む努力から生まれてきていることを知り、驚く箇所も多くありました。
    特に読んでいて記者の厳しさが一番印象に残りました。
    自身の朝日新聞でのコラムの一件についても見解が書かれていたり、人気番組である選挙特番や週刊こどもニュースの裏側も語られている部分は面白かったです。

    地方新聞の項であったように不正を監視する目的も兼ねていることが民主主義において大きな役割を果たしていることを感じました。
    この国の民主主義における報道について、様々なところから情報を集めて自身で見解を持つことが大事であることと学ぶことができた一冊でした。

  • 多忙なのか、あちこち引っ張りだこからなのか、出版乱造からなのか、最近の本は内容が薄く、思考の重みや独自の切り込みもない。
    自分の役目は情報を提供することで、意見や考えを述べることではないと書いてあり、大手マスコミの餌食となってしまったのか、もともとそうなのか・・・。
    期待するのはそろそろやめたほうがよさそうだ。

  • 温故知新。マスコミ業界のベンチャー企業みたいな人。

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