文豪の凄い語彙力

著者 :
  • さくら舎
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本棚登録 : 365
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865811438

作品紹介・あらすじ

芥川、川端、三島……古くて新しくて深い文豪の言葉を手に入れる!

語彙力本の決定版!SNSやメールで平凡な表現しかできない残念な人ではないだろうか?「やばい」を多用してやばい状態になっていないだろうか?語彙力ブームの立て役者・山口先生が近現代の文豪の深い言葉をえりすぐって紹介。今日から使ってみたい言葉、知ってるけど意外な意味のある言葉など、読んで楽しい日本語の数々!文豪の例文入りで、その言葉の使われ方もわかる。

芥川龍之介の「的皪(てきれき)たる花」、内田百閒の「生中(なまなか)手に入ると」、小沼丹の「耄碌(もうろく)していた」、吉川英治の「秀雅な山」、齋藤茂吉の「恬然(てんぜん)としている」、川端康成の「懐郷の情をそそる」、三島由紀夫の「猥褻だ」などなど、文豪の語彙力を身につければ表現力も豊かにアップ!日本語って奥深くて面白い!文豪の似顔絵マンガ入り!

感想・レビュー・書評

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  • 漢字の成り立ちから
    その語彙の意味を教えてくれる本。
    小説を読んでいると、
    「?」と思っても面倒くさくて
    読み飛ばしてしまう語彙もたくさんある。
    読めるけど、意味が分からない単語が多く、
    国語教師として恥ずかしくなりました・・・

  • [図書館]
    読了:2018/11/9

    んんっ…?「漢字のなりたち」本…?
    三島由紀夫の「結婚の方が猥褻だ」の項目なんて、「猥」と「褻」の漢字のなりたちの説明だけで終わって、「このような成り立ちを知ると、漢字の形も忘れず書くことができますね」で締め。

    文豪が、どういう意図でもってその語を用い、作品の中でどのような効果を上げているか、みたいなことは全然触れられない。
    各項目の最初に引用される文豪の文章はあくまで「とっかかり」でしかなく、特にこの文章がなくていきなり「猥褻」が掲げられていたとしても別に違和感のない本の作り。

    タイトルのつけ方と、文豪の名文で興味を引く、作り方がずるいなぁと思った。

  • 日本語には同じような意味の言葉がたくさんある。でも、それぞれニュアンスが違ったり、受ける印象が違ったり。

    難しい言葉を使うだけが文学だとは思わないけれど、言葉のプロである文豪たちが、多くの言葉の中から選び、紡ぎだした言葉は、やっぱり洗練されてて美しい。
    今度から作者の選び取った言葉一つひとつを意識して読んでみたい、と思った。

    普段から辞書をひくほうだけど、それでも漢字の成り立ちまでは分からない。
    言葉の意味だけでなく、漢字のつくり、成り立ちから解説してくれているので、さらに意味が分かりやすい。

  • 三島のイラスト、悪意があるでしょ…

  • 文豪達の作品から語句を採り上げて紹介しているんだが、語義や語源、漢字の成り立ちに関する記述がメインで、出典の作品との関連についてはあまり触れていない。
    文豪達がなぜその件でその語句を選んだのかとか、その語句を選んだことの意味合いを考察するとか……ある語句から作品を解釈してみるような視点を期待したんだけど、そういう本ではなかった模様。

    語彙に関する読本として勉強にはなりますけども。

  • 一つか二つでも使いこなせたらいいかな
    ・謦咳に接する
    ・拘泥する(執着する。固執する)
    ・幕府の爪牙に堕している

  • こんなすごい語彙を使う文豪がどう凄いのか・・・を解説してくれるのかと思って手に取ったのだが、使われている凄い言葉そのものの解説だったので、ちょっと期待していたものとは違った。これはこれで勉強にはなりましたが。

  • 文豪が作品の中で使用した語彙を、漢字の成り立ちを噛み砕きながら解説していく本。
    自分の生活の中では使わないような語彙ばかりではあるが、漢字が持つ意味合いが面白く、厚みのある本ではあるものの全て読むのは苦ではなかった。
    知識欲が刺激され、作品を読んでみたいと思える文豪にも沢山出会えた。

  • ぴったりくる語句を選び、作り上げるのはすごい事だと思う

  • うーん。対象は大学生、なのかなあ。読書案内としても作家紹介としてもこれがいいのか。うーん。今の若い人だとこういう紹介の仕方が利くのかなあ。

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著者プロフィール

1963年、長崎県に生まれる。大東文化大学文学部教授。フランス国立社会科学高等研究院大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員などを経る。
著書にはベストセラー『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』(ワニブックス)をはじめ、『文豪の凄い語彙力』『一字違いの語彙力』『頭のいい子に育つ0歳からの親子で音読』『ステップアップ0歳音読』『いい子が生まれる 胎教音読』、監修に『頭のいい一級の語彙力集成』(以上、さくら舎)などがある。

「2021年 『文豪の名句名言事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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