社長争奪 ―世襲・派閥・策謀

著者 :
  • さくら舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865811582

作品紹介・あらすじ

社長はオレだ!権力奪取のダークサイド!

経営トップをめぐる社内抗争は企業につきものだ。社長派、反社長派が対立し、秘密警察さながらに社員の動向を探る。怪文書が飛び交いスキャンダルがリークされる。クーデターによる追い落としが成功すると、粛清人事と論功行賞人事だ。そして新たなトップが長期政権による院政をはじめ、次なる内紛の火種となる――。

大塚家具、NEC、三越伊勢丹、野村證券、クックパッド、みずほFG、パナソニック、ダイエー……有名大企業8社の事例に見る、権力奪取の非情な闘い!

感想・レビュー・書評

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  • 内容が事実だとか、経営学とか最近の学術的見地から執筆されたかは?が付く。文体も断定口調が多く(その結論を導くエビデンスも乏しい)はっきりいえば、週刊誌レベルの作品だけど、読み物として割り切れば面白かった。
    高杉良的、日本企業の骨肉の争いみたいな。

  • 2019/07/図書館
    ●伊勢丹
    ・新宿の仇を梅田で討つ

  • 日本を代表する、した、会社の黒歴史が詰まった大好物。会社の数だけ社長もいれば部下もいるわけで、いかに上層部が情実で動いているかが(特に創業者がいるうち)よく分かる一冊。

  • ★学生選書ツアー2018選書図書★
    【所在・貸出状況を見る】
    https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/217764

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著者プロフィール

経済ジャーナリスト。1969年早稲田大学文学部卒業。日本経済新聞で経済記者を30年間務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的取材・執筆活動を続けている。著書には『日銀エリートの「挫折と転落」--木村剛の「天、我に味方せず」』(講談社)、『世襲企業の興亡』『海外大型M&A 大失敗の内幕』『社長解任 権力闘争の内幕』『社長引責 破綻からV字回復の内幕』『住友銀行暗黒史』『巨大倒産』『社長争奪』(以上、さくら舎)、『実録アングラマネー』(講談社+α新書)、『日本企業モラルハザード史』(文春新書)、『強欲起業家』(静山社文庫)、『異端社長の流儀』(だいわ文庫)などがある。

「2019年 『日産 独裁経営と権力抗争の末路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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