「若草物語」のルイザのヨーロッパ旅物語

  • 悠書館 (2024年6月24日発売)
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感想 : 4
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  • 本 ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865820492

作品紹介・あらすじ

時は19世紀、アメリカから蒸気船に乗って、あこがれのヨーロッパへ―
「若草物語」で一躍人気作家となったルイザ・メイ・オルコットが、妹と友人の三人で出かけた
女性だけの大周遊旅行が、いきいきとよみがえる!
旅先の体験をもとにした旅行小説『ショール・ストラップス』を初邦訳。
「若草物語」ローリーのモデルとなった青年との出会い(『わが少年たち』より)と、
妹メイの描いた旅先のスケッチも収録。

感想・レビュー・書評

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  • 『若草物語』の著者オルコットの生涯、その葛藤と意外な作品 | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト(2021.12.16)
    https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/120600591/

    『若草物語1 仲よし四姉妹』 谷口由美子 | こどもの本 on the Web(月刊「こどもの本」2019年1月号より)
    https://www.kodomo.gr.jp/kodomonohon_article/16605/

    谷口 由美子 Yumiko Taniguchi | 現代ビジネス
    https://gendai.media/list/author/yumikotaniguchi

    9・10月 谷口由美子さんのまき - 徳間書店
    https://www.tokuma.jp/news/n33735.html

    「若草物語」の ルイザのヨーロッパ旅物語 - 【悠書館】人文書、自然科学書、レファレンスなどを出版しております
    https://www.yushokan.co.jp/louisa-no-europe-tabi-monogatari/#gsc.tab=0

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      店内ミニフェア&パネル展開催 “『若草物語』の作者 ルイザ・メイ・オルコットの世界” | 教文館ナルニア国(会期:2024.6.24~7.7...
      店内ミニフェア&パネル展開催 “『若草物語』の作者 ルイザ・メイ・オルコットの世界” | 教文館ナルニア国(会期:2024.6.24~7.7)
      https://x.gd/HuSHY
      2024/05/27
  • 『若草物語』の著者・オルコットの「若草物語」ローリーのモデルの青年との出会いのエッセイと旅行小説『ショール・ストラップス』の翻訳本。エッセイは最初の少しでほぼ旅行小説でした。

    ・エッセイ
    最初に若草物語に触れたのはアニメだったんですがアニメの後、ジョーとローリーはどうなるのか気になっていたらローリーはエイミーと結ばれると知り少しがっかりしていたんですがこのエッセイを読んでこのモデルの男子がローリーならジョーと結ばれることはないか…と納得しました。

    ・旅行小説
    2人の若い女子とそのお目付け役の1人の女性の旅(このお目付け役がオルコット)。1870年から1871年と1年かけてブルターニュ→フランス→スイス→イタリア→ロンドンと旅を楽しんでいる。意外なのはロンドンが食事が美味しい場所として書かれているところ(ロンドン、ごめん…)。聖地巡礼はこの時代からあったんだなぁと微笑ましくなりました。

    オルコット自身に興味を持ったのでWikipediaを軽くチェックしてみたんですが波乱万丈な人生だったようですね。自伝も読んでみたいです。

  • 若草物語の著者オルコットが妹(エイミーのモデル)と友人と
    ヨーロッパを旅した!
    そのときの物語・・・と聞いて飛びつく。
    だって、ローリーのモデルとなった青年の物語もあるというじゃないか。

    その作品は、とっても良かったんだけどね・・・

    結局、それ以外は、ろくに読めず、図書館へ返却。残念。
    そのため評価はせず。

    ローリーは最高です!
    ローリーのモデルはポーランド人青年だったそう・・・
    ショパンさまみたい!?w

  • 若草物語の作者オルコットが友人、妹と共に訪れたヨーロッパの旅行記。完全な旅行記ではなく人名も変えられていてフィクションという形をとっている。それにしても当時のアメリカのアッパーミドル(貴族が存在しない国なので上流、なのだろうか?)のなんとゆったりとした旅。男性の付き添いも小間使いすら連れない旅!さすが新世界の女性たちだ。
    世の中はどんどん慌ただしくなり、もはや現代の人間には不可能な旅!うらやましい。

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著者プロフィール

アメリカの作家。1868年、少女向けに執筆した『若草物語(Little Women)』(第1巻)で一躍人気作家となる。ルイザと3姉妹など家族をモデルにした青春物語で、主人公ジョーを当時女性に求められたステレオタイプではなく、自由な思考を持つ行動的な人物として描いた。一家の生活を支えるため働き続け、小説や童話、詩など300以上の作品を残した。オルコット一家が長年暮らしたオーチャード・ハウスは記念館として公開されている。主な作品に『若草物語』(第1~第4)、『8人のいとこ』、『昔気質の一少女』、『ライラックの花の下』、『仮面の陰に』など。

「2024年 『「若草物語」の ルイザのヨーロッパ旅物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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