男子、隣人と食せよ: ポー・バックス Be comics (Beコミックス)
- ふゅーじょんぷろだくと (2016年9月24日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865892437
感想・レビュー・書評
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食事をするってエロチックだよなーと気づかされる。
美味しい食事っていうのは高級な食材、手の込んだレシピなんかじゃなく、心のつながった誰かと食べるできたてのご飯なんだな~としみじみ思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大雑把に分けると、BL漫画
ただ、「BoysLove」と言うよりは「BoysLike」かな、と感じた
正直な事を書くなら、一回目は物足りなさが漂う
多分、それは恋愛ストーリーを期待しちゃっているから、その要素が薄い事に落胆するからだと思う
だが、同性が織りなす人間ドラマだ、と踏まえた上で、一回目には感じ取れなかった魅力が、しっかり見えてくる
友情をスタートにして、ゆっくりとしたペースで、自分の中のキモチと向き合いながら、ハッピーエンドに向かっていく、つまり、紆余曲折があったからこその最終回が、本当の始まり、そんな感じの作品だ、と受け止めた、私は。そういう意味では、続編を出していただければ嬉しいが、このまま、個々で妄想を膨らませていくのもアリじゃないかな、と。私としては、米田さんに惚れた小豆が今後、出てくるであろうヒロインと恋人の座をかけて、バチバチ、火花を散らす感じかな、と。そんで、この二人の最大のライバルは、米田さんがマブダチとして大好きな麦なんだろうな
また、人は美味しいご飯があれば幸せで、なおかつ、自分のままでいい、と認めてくれる人と関わっていかなければ変わっていけないんだな、とも思えた
米田の食べる際の反応が、これまた、色気を漂わせているトコも高評価だ。エロいんだけど、いやらしくない絵柄が、このシーンを活かしている
登場する料理が、特別なモノではないけど、友達の優しさや温かさを感じる事の出来るメニューだってのも、胸にクる
また、米田さんが麦のお節介に触発され、自分から物事を好転させよう、と努力できる人間に変わっていく過程も癒される。案外、こういう人間ほど凝り性を発揮すると、メキメキと腕を上げるんだよなぁ
兄弟の絆が、米田さんがお互いの背中を押す事で、再生した第6話「仲直りのホットケーキ」が個人的にお勧め。仲直りは喧嘩をしなきゃ出来ない。憎み合え、とは言わないけど、自分の本音は兄弟に隠す必要はない。ガンガン、てめぇを晒して、相手にも曝させて、仲良くなればいい
ただ、ちっと気になったのは、第6話目と第7話目のタイトルが被っているコト。目次だと、第7話目は「成長のアップルパイ」となっているのだが、最初のページだと「仲直りのホットケーキ」になってしまっている。これは、編集部に送って交換して貰うべきだろうか。しかし、漫画読みとしちゃ、こういうのはレアさを感じるから手元に置いておきたい
この台詞を引用に選んだのは、シンプルだからこそ納得できるので。普通が一番ってのは、その「普通」が手から離れた時に思い知るモノ。美味しい米を普通に食える毎日に感謝だな -
7話のタイトル間違っていませんか?
6話と同じです。。。 -
ふゅーじょんの本なので勘違いした人によるこの総評価なのかもしれませんが、偏食男子・米田と食レポ男子・麦のほっこりする食男子コミックスです。
おいしそうでお腹が減ります……。 -
BLではないんですけど、でもあえていうならBLカテゴリ?ラブは特になかったですね。最近はやりの食べ物漫画。隣同士の同級生(タイプ違い)が、一緒にご飯を食べていく過程で仲良くなっていく的な感じでした。食べてる姿が若干エロさを意識して書いてるのかなー?という。悪くないけど、なんかどっちつかずでした。
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これBLではないよね?