なみだ枯れるな (POE BACKS ザ オメガバース プロジェクト コミックス)

著者 :
  • ふゅーじょんぷろだくと
3.00
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本棚登録 : 55
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784865893595

感想・レビュー・書評

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  • 見世物小屋では奴隷同然の暮らしで
    理不尽な暴力に日常的にさらされてるマヤと財閥の御曹司・征爾の恋物語。
    設定は凄くいいのに話の内容が後半、あっさりアサリ汁(*´Д`)=з
    オメガバースって好きなんだけど別にオメガバースでなくてもいいんでない?って感じ。
    財閥の御曹司と見世物小屋の奴隷で
    アルファとオメガ。
    2人の身分差と時代背景を考えたらもう少し紆余曲折があってもいいのでは?
    1冊に纏めちゃうとあっさり系の大団円になってしまうのかな?
    ハッピーエンドに至る過程が好きなのになぁ…。(-ω-;)ウーン 

  • ▼あらすじ

    時は明治16年。人々は発情期のΩ(オメガ)を“サカリ"と呼び忌み嫌っていた。
    身寄りのないマヤは見世物小屋で奴隷同然の暮らしをしていた。
    理不尽な暴力、強要される性的奉仕。
    そんなマヤはある日、財閥の御曹司・渚 征爾(なぎさ せいじ)(α)(アルファ)と
    運命的な出会いを果たす。真っ直ぐで温かい征爾にどんどん惹かれていくマヤ。
    不条理な世界で巻き起こるドラマティックな恋物語。

    ***

    雑誌掲載時とラストが違う作品パート3。
    ラストが違う事は発売前にTwitterで告知していたので知っていたのですが、
    正直、こんなにがっつり変わるなんて思ってなかったので戸惑ってしまいました^^;

    そして改めて通しで読んでみると、前半の展開はドラマティックで
    読み応えがあるのに対して後半の展開はトントン拍子に
    話が進み過ぎて少々肩透かしを食らいました。
    何ていうか、前半はめっちゃ重いのに後半はめっちゃ軽いという
    全体的にひどくアンバランスな印象で、結果的にお話そのものが
    薄っぺらくなってしまっているなと。

    要はページ数が圧倒的に足りないんですよね…。
    これは1巻で無理に完結させようとするからこうなるのであって、
    上下巻とかにしたらもっとお話に深みが出て面白くなったに違いないって思うんです。
    (正直、1巻でまとめられるようなスケールのお話ではないと思います…。)
    明治時代が舞台なので雰囲気はかなり良いですし、装丁も絵柄も設定も
    好みなので本当に惜しい作品だな、と思いました。

    因みに雑誌掲載時と単行本では具体的にどこがどう違うのか
    気になってる人もいると思うのでこっそり書いておきます。

    まず、征爾の父親がそれはもう大変なクズ野郎です。
    征爾には病気で亡くなったΩの妹がいたのですが、亡くなった主な原因はヒ素。
    それを薬だと偽っていたのが父親で、飲ませていたのが他でもない征爾なんです。
    征爾も薬だと騙されていたので被害者なんですが、知らなかったとはいえ
    愛する妹の殺害に加担してしまっていた事を知り、深く絶望します。
    Ωを人だと思った事がないと言い放ち、実の娘ですら血筋の為に
    躊躇いなく切り捨てる征爾の父親はまさに外道以外の何者でもなく。

    当然、マヤとの結婚も祝福される筈もなく、束の間離れ離れに。
    最後は父親の悪行を世間にバラし、身分も家も財力も全て捨てた征爾は
    マヤと欧州へ駆け落ちする的なラストなんですが、
    雑誌の方が全体的に重たいストーリーなので
    単行本の展開はマイルド過ぎてちょっと衝撃的でしたね(笑)
    何よりあの血も涙もない冷徹な父親が単行本でこんなに優しくなるとは
    夢にも思ってなかったので、本当に吃驚しました。完全に別人レベルです(笑)

    重たい話があまり好きではないので、単行本のシンデレラストーリーを意識した
    ハッピーエンドも悪くないのですが、雑誌版のシリアス路線を貫く駆け落ちエンドも
    それはそれで浪漫があって良かったので、個人的にはどちらもありかな、と。
    正直、バッドエンドも覚悟していたので
    二人が幸せになってくれるならどちらでもOKというか(笑)
    上述したように、もう少しストーリーに深みがあれば良かったのですが、
    それでも雑誌、単行本共にそれなりに楽しめた作品でした。
    評価はおまけして★4にしておきます。

  • 明治時代のオメガという設定に惹かれて読んだけど…マヤが世間知らずすぎる気が。

  • こんなに理解ある御曹司やお父さんがいるものだろうか?
    男嫁、それも見世物小屋で売りをさせられていたことをまるっと引き受けてるのはそうそうなさそう。
    受けがあまりにも純粋というか世間知らずで、自分が売りをさせられていた自覚に乏しい感もあり。

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