能町みね子の純喫茶探訪 きまぐれミルクセ~キ (オレンジページムック)

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  • オレンジページ
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (113ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865930474

感想・レビュー・書評

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  • 筆者が全国の純喫茶でミルクセーキをオーダーしたレポートがイラストと写真とともにまとめられた一冊。ミルクセーキ、懐かしい響き、でもあまり見かけたことがないかなぁ。とても飲みたくなりました。地域によって作り方が微妙に違うようで、長崎のシェークやスムージーに似た食感の食べるミルクセーキがとても気になりました。

  • 能町みね子さんが訪れる場所は、自分では絶対気づかない自信がある。能町さんの視線がフィルターになると、さびれていたり目立たなかったりする場所が、とてもステキだと思える。その視線はすごい才能だなあ。

  • 古めかしい(あえてレトロとは言わない)喫茶店が好きだ。
    でも、珈琲は飲めない!!という著者がミルクセーキを求めていろんな喫茶店に行っている本。
    取材と言うほどしっかりしたこともしていないそうで、この頃はそういう許可とか取らなくても書籍化して良かったの・・・?と疑問になるなど(今って登録者数全然いないユーチューバーでも許可取るじゃん?)
    とは言えちゃんと店主の話を聞いていたり、ルーツを調べていたりしているのでこの本の温度感のために敢えて詳しいことは書かなかったのではないかと思いますが・・・。

    エッセイということもなく、レポということもなく、ゆるーく著者が「ここ、こんな感じだったわー。好きだわー」みたいな温度で綴られる感じは同人誌がブラッシュアップされたもののよう。
    もう存在しない喫茶店も出ていますが、この本もっと早く会いたかったよ!
    喫茶店に行きたくなるよ!!

著者プロフィール

北海道出身、茨城県育ち。文章やイラストの仕事のほうが多い漫画家。他称好角家。雑誌やネット媒体でコラムなどの連載多数。2006年、イラストエッセイ『オカマだけどOLやってます。』(竹書房)でデビュー。著書に『くすぶれ!モテない系』(文春文庫)、『ドリカム層とモテない系』(ブックマン社)、『逃北〜つかれた時は北へ逃げます』(文春文庫)、『「能町みね子のときめきデートスポット」略して能スポ』(講談社文庫)、『雑誌の人格 2冊目』(文化出版局)、『うっかり鉄道』(幻冬者文庫)など。『「能町みね子のときめきサッカーうどんサポーター」、略して能スポ』(講談社文庫)がサッカー本大賞2017の大賞を受賞。ラジオやテレビなどでも活躍している。

「2018年 『中野の森BAND』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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