ピアニストが語る! 音符ではなく、音楽を! 現代の世界的ピアニストたちとの対話 第二巻

著者 :
制作 : 森岡 葉 
  • アルファベータブックス
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本棚登録 : 14
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865980004

作品紹介・あらすじ

テクニックとは、指揮者との関係、録音の意味、ソ連でのユダヤ人差別、フランス・ピアニズムとは…世界的ピアニストたちが長時間インタビューに応じ、芸術、文化、政治、社会、家庭、人生について語る!大好評のシリーズ第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • クラシック音楽関連の書籍や現役クラシック音楽家へのインタビュー書籍は多々あれど、この本ほどに音楽への「愛」にあふれているものは、最近は見かけておりません。
    インタビューされたピアニストたちのあまりの豪華さに、どうしてもそこへ目がいってしまいがちですが、このインタビュアーの誠実な人柄、音楽への愛とピアニストたちに対する深い深い尊敬の念なくしては、この本は生まれなかったのではないでしょうか。読みながら、インタビュアーの質問に唸らされることしばし。
    どのページを開いても、目から鱗が大量にこそげ落ちる言葉のわんさか出てきます。知っていたピアニストたちの意外な面に驚かされ、知らなかったピアニストたち(特に鉄のカーテン時代の方々)の想像を絶する生活に思いを馳せ、時には歯に衣着せぬ意見を真っ向からさらりと言ってのける方々に苦笑しつつも感嘆し、いつしか彼らの側で話しを聞いているような気にもなる…。もちろん、彼らほどのオーラを眼前にすれば、大人しく聞くことなんてできずに圧倒されてしまうのでしょうけれど。
    クラシック音楽愛好家の方にも読んでいただきたいですが、音楽家を目指している学生が一番影響を受けられるのかもしれない、と思います。音楽を学ぶために必要なものが、彼らの言葉から本を通して滲み出てくる。それをキャッチできれば、もっと迷わずに学生生活を邁進できるのでは、と。
    兎にも角にも素晴らしい本でした。第一弾が書店で手に入らなかったので、これはなんとしても手に入れねば。そして、第三弾もあるらしいので、楽しみです。

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