42本のローソク

著者 :
  • 冨山房インターナショナル
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本棚登録 : 10
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866000220

作品紹介・あらすじ

─ものがたり─
舞台は高度成長期、町工場の家がひしめく東京の下町。
少年は、“いちごのショートケーキ”を見に、毎日のように町のお菓子屋さんに足を運んでいた。買うでもなく、ただ見るだけの日々。ケーキ屋のおばさんは不思議に思いながらも、そんな少年を見守りつづけていた。
ある日、なけなしのお小遣いを握りしめ、少年は、念願のいちごのショートケーキを買いに行く。それは、だいじな人を守るための、少年の一途な想いと決意にあった・・・・・・。


ほしいものが簡単に手に入る世の中になり、それは、子どもたちの生きる世界にもさまざまな影響を及ぼしています。便利で豊かになったかにみえる一方で、知らずに失っているものがあります。

知恵と工夫で誰かを幸せにすることがもたらす、深い喜び。だいじな人を守りたいという素直な気持ち。ほしいものを手に入れるまで、ひたむきに何かを続け、待ち、辛抱すること──絵本作家塚本やすしの少年時代の逸話を通して、現代の暮らしで得がたくなった心のひだを伝える一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 現在では 手軽に買える ショートケーキだけど…

  • 昭和48年、おいしいと評判の町のケーキ屋さん「ナトリ」に毎日通ってくる男の子がいました。男の子はケーキを買うわけでもなく毎日、ショートケーキをながめて帰るだけ。ケーキ屋のおばさんは「ケーキが好きなのに買ってもらえないのかしら?」と不思議に思いますが、実は男の子がケーキを毎日見に来るのには、お父さんのことを考えての深いわけがあったのです…。

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著者プロフィール

1965年、東京都生まれ。絵本作家、イラストレーター。
『やきざかなののろい』(ポプラ社)で第6回リブロ絵本大賞・大賞、『死んでくれた』(谷川俊太郎・詩/佼成出版社)で第25回けんぶち絵本の里大賞・びばからす賞、『戦争と平和を見つめる絵本 わたしの「やめて」』(朝日新聞出版)で第7回ようちえん絵本大賞・大賞を受賞。その他の絵本に、『おっちゃん山』(椎名誠・作/新日本出版社)、『とうめいにんげんのしょくじ』『もうじゅうはらへりくま』(ポプラ社)、『児童憲章のえほん そのとおりそのとおりおじさん』(求龍堂)、『ありがとうございます』(冨山房インターナショナル)、『きょうおひさまがでなかったら』『こなものがっこう』(フレーベル館)、『がんばるぞう』(金の星社)、『あいうえおたくはいびん』(ことはてんこ・作/くもん出版)などがある。

「2018年 『ふねひこうきバスきしゃ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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