吉田健一ふたたび

  • 冨山房インターナショナル
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866000572

作品紹介・あらすじ

没後40年を過ぎ、今なお新しい読者を獲得し続けている吉田健一。新進気鋭の執筆者たちによる新しい評論集。

感想・レビュー・書評

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  • 吉田健一についての評論集(とは一概に言い切れない構成だが)が、まさか新しく刊行されるとは思っていなかった。また選集が文庫で出てくれればいいのだが。
    書き手が大勢いるので、それぞれの『吉田健一像』が浮かび挙がっていて面白い。特に宮崎智之の、児玉に旅したエッセイはつい笑ってしまった。いやいやいやww
    巻末のブックガイドは『現在、新刊で入手可能なものに限る』という縛りがついた親切設計。

    但し、P287、『小説』カテゴリの『金沢・酒宴』のレーベルが『講談社「学芸」文庫』になっている。言うまでもないが『講談社「文芸」文庫』が正解w 恐らく『ちくま「学芸」文庫』とごっちゃになったんだろうな〜。
    ※校正してる時ってこういうトホホな誤植にはほんっとに気付かないんだよなぁ。不思議。

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著者プロフィール

1980年生まれ。文芸評論家。『新潮』『文學界』『文藝』などに寄稿。著書に『「男の娘」たち』(河出書房新社、二〇一四)がある。現在、フィルムアート社のWebマガジン「かみのたね」で『日記百景』連載中。

「2019年 『吉田健一ふたたび』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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