病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト。 現役看護師イラストエッセイ
- いろは出版 (2018年5月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866070551
感想・レビュー・書評
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イラストのタッチが優しくてとても読みやすかったです。
この本を読むと自分の新人時代を思い出して辛くなる…。
もっともっと余裕がなかったなと。
その時代があるから今は患者さんに寄り添いたいと思うようになれたんだけれど。
初心を忘れずにですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現役看護師のイラストエッセイ。
『生きる』ことの様々なシーンを間近に感じます。
良書。 -
看護師を目指している高校3年生です。看護師を目指す上で医療系の本を読もうと思い手に取りました。
看護師というと完璧に淡々と仕事をこなしているというイメージがありましたが、最初からそうではなく、それぞれの経験が積み重なってできていくもので、人と人との関わりが自分を強く成長させてくれるものなのだとわかりました。
自分が看護学生になってから行き詰まった時、新人看護師になった時などにまた読みたいし、おまもりのように大切にしたい一冊となりました。 -
著者の仲本りささんが新人だった頃の実話です。
泣けます。
とても良い作品です。
絵のタッチや言葉ひとつひとつから仲本さんの心が表れているなと思いました。
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医療の道を志す人に、ぜひ読んでほしい一冊です。確かに答えは常に患者さんから返ってくると思いました。自分もCROQUISで仕事についてまとめてみたいです。
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感動した。泣いた。定期的に読み返したい!!
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看護師なら誰しもが通る道なんだろう。うまく言語化出来なかったその当時の感情を、飾らないまっすぐな言葉で表現されていて、涙があふれて止まらなかった。恥ずかしいくらいに号泣した。それくらい、自分の中でせき止められていた感情があったことにその時気づけた。看護師という職業を、美化せずとも肯定的に捉えられるようになる。ま、そんだけ否定的な見方しか出来なくなっていた時期だったから余計にね。
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著者は現役看護師の仲本りささん。コミックエッセイというか、絵日記のような感じでとても読みやすいです。
この1巻は看護師になりたての頃のエピソードが書かれています。何度読んでも涙が出てしまう温かいエピソードがたくさんです。
登場人物(本人、先輩、同期、医師)が皆、まっすぐで強くて優しい。きっと嫌なことも辛いこともたくさんある仕事だと思うのに、どうしたらもっと患者さんや家族に寄り添えるか考える姿に、こんな看護師さんに看てもらえたらいいなぁと思いました。
作中で、著者が人が亡くなるのが怖いと書かれていて、私も人が亡くなることがとても怖いので、なんだか少しホッとしました。 -
図書館で気になる本を発見!
イラストも優しい感じのタッチでとっても読みやすかったです。
私も元看護師なので、読みながら「うん、あるある。そうだよね〜」って感じになっちゃいました。
何もできない私、新人時代みんながぶち当たるもんですよね。
看護師を辞めてもう16年経ちますが、何だかんだと辛いこともあったけど、やっぱりこの仕事好きだったのかなぁって感じました。
2作目も出ているそうなので、ぜひそれも読んでみたいと思います。 -
現役の看護師さんが、赤ちゃんから、若者、お年寄りまで、たくさんの人と関わる病院というヘンテコな場所で経験したエピソードを描くイラストエッセイです。看護師になったばかりの著者は患者と向き合う中で自分には何ができるのか悩みます。時に涙しながらも、先輩や友人に励まされて現場へと駆け出す姿が心に残ります。看護医療の仕事を目指す人におすすめします。