ポリヴェーガル理論で実践する子ども支援──今日から保護者・教師・養護教諭・SCがとりくめること (ブックレット:子どもの心と学校臨床 6)

著者 :
  • 遠見書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (130ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866161549

作品紹介・あらすじ

ポリヴェーガル理論で,自分や子どもの姿をチェックし,家庭や学校で健やかにすごそう!
教室やスクールカウンセリングで,ノウハウ満載の役立つ1冊です。

ポリヴェーガル理論とは,心と身体のつながりを意識した心身理論で,人間には3つの心身状況があり,激しい闘争モード,恐慌状態の逃避モード,穏やかなモードに分かれるというもの。
本書では,これをシンプルに,「赤」「青」「緑」と表現し,子どもの状態や先生や保護者などのまわりの大人たちとの関係をどう考えていくかをさまざまな事例を紹介しながらわかりやすく解説をしたものです。
大好評「ブックレット:子どもの心と学校」シリーズの第6巻。元教師で現役スクールカウンセラーの著者の筆致が温かく,よい本になりました。

感想・レビュー・書評

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  • ポリヴェーガル理論を子ども支援の現場で活用していくための工夫が紹介されています。

    交感神経を「赤」(闘争・逃走モード)
    背側迷走神経複合体を「青」(凍りつき、シャットダウンモード)
    腹側迷走神経複合体を「緑」(社会的つながりモード、安心・安全)

    と整理されていて、イメージしやすくていいな、と思いました。

    自分は今、何色か。
    目の前にいる人は今、何色か。
    自分はどうすればよいか。
    というのが本書の考え方を参考にすることで整理しやすくなりました。

    具体的な場面が紹介されているのもわかりやすく、やってみて、振り返るときにも活用していけそうな本だと感じました。

  • ポリヴェーガル理論で,自分や子どもの姿をチェックし,家庭や学校で健やかにすごそう!
    教室やスクールカウンセリングで,ノウハウ満載の役立つ1冊です。

    ポリヴェーガル理論とは,心と身体のつながりを意識した心身理論で,人間には3つの心身状況があり,激しい闘争モード,恐慌状態の逃避モード,穏やかなモードに分かれるというもの。 本書では,これをシンプルに,「赤」「青」「緑」と表現し,子どもの状態や先生や保護者などのまわりの大人たちとの関係をどう考えていくかをさまざまな事例を紹介しながらわかりやすく解説をしたものです。 大好評「ブックレット:子どもの心と学校」シリーズの第6巻。元教師で現役スクールカウンセラーの著者の筆致が温かく,よい本になりました。
    第1章 「安心・安全」とポリヴェーガル理論
    第2章 学校現場での子どもの姿と具体的なアプローチ
    第3章 一人ひとりの子どもたちをどうとらえ,どう支援するのか──ポリヴェーガルの視点から見た「神経発達症」
    第4章 こころとからだへのアプローチ──自律神経に働くエクササイズ

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