そもそも心理支援は,精神科治療とどう違うのか 対話が拓く心理職の豊かな専門性

  • 遠見書房 (2024年5月29日発売)
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本 ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784866161921

作品紹介・あらすじ

国家資格「公認心理師」ができたことで,心理支援のあり方が法的に決まり,精神科治療の枠組みに収められています。しかし本来,心理支援と精神科における医療による支援は別物のはず。心理支援とは何なのか? 心理職の専門性とは何なのか?

この本は,そんな疑問を解き明かそうとしてきた下山晴彦さんと,同じような疑問をもったものたちによる対談集です。信田さよ子さん,茂木健一郎さん,石原孝二さん,東畑開人さん,黒木俊秀さんなど超豪華な顔ぶれです。

感想・レビュー・書評

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  • 日本における心理職の現状がどうしてこうなっているのか、そして今後どう進むべきかを考えさせられる本です。

  • 信州大学附属図書館の所蔵はこちら→ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD07156615

  • 投票フォーム【哲学・心理学・文学】No.14

  • 医学部分館2階心理学 : 146.8/SHI : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410171424

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著者プロフィール

跡見学園女子大学心理学部教授、東京大学名誉教授、臨床心理iNEXT代表。
1957年生まれ。1983年東京大学大学院教育学研究科博士課程中退、教育学部助手、1991年東京工業大学保健管理センター専任講師、1994年東京大学教育学部教育心理学科助教授、2004年同大大学院教育学研究科臨床心理学コース教授。博士(教育学)。
『臨床心理学研究の理論と実際――スチューデント・アパシー研究を例として』(東京大学出版会、1997年)、『心理臨床の基礎 1 心理臨床の発想と実践』(岩波書店、2000年)、『臨床心理アセスメント入門』(金剛出版、2008年)、『臨床心理学をまなぶ 1 これからの臨床心理学』(東京大学出版会、2010年)、『講座臨床心理学 全6巻』(東京大学出版会、2000年~)、『現代の臨床心理学 全5巻』(東京大学出版会、2021年~)をはじめ編著書多数。

「2024年 『心理職は「ときめき」を取り戻せるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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