- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866212166
感想・レビュー・書評
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自分の一番の課題であるトピック、怒らないこと・パニックにならないことを中心として書いてある。
世の中、誰しも思い通りに進む毎日なんてあってないようなもの。
自分のコントロールが及ぼないところ(他力の輪)にかき乱されるのではなく、他力が及んでいるところではしょうがないとあきらめる。
自力の輪(自分でコントロールできる)にフォーカスをあてるだけ。
悩みや不安があるならそれをかき出し、そこれにそれに対しての願望を書き、そのうえで自力(そのためにやらなければいけないこと)をかき出すと今自分に必要なことが見えてくる。自分を整理するうえで大切な作業だなと思った。
今考えている悩みや心配事のほとんどが他力で自分でコントロールできるものではないこと。例えば、COVID-19の影響で株が下がる、不動産が買い手市場になる、ボーナスが下がる、仕事も見つかりにくい。どれ一つとして私のできる範囲は何もない。だから、そこでイライラしたり気持ちが沈むのではなく、しょうがない、なるようにしかならない。今はとにかく、家に籠って、これまでにできなかった範囲の家の掃除やプログラミングの勉強、読めてなかった読書にヨガでも始めようかと思い出してなんだかワクワクしてきた。なるようにしかならないんだから、いつまでも負の感情に左右すれずに、自分にご褒美をあげることや大切な人と過ごして感情をコントロールすることも大切。
自分にもっと寛大になれば他人にも寛大になれて感情に左右されにくくなる。思い通りにいかないことを楽しみ、分からないことを怖がらないこと。今の世界の状況下で一人一人に大切なことだなと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アンガーマネジメントの本かと思って買ってみました。実際のその手の方法論がどんなものなのかわかってはなかったですが、こちらの本は所謂「アンガーマネジメント」とは違うのかな? 想像していたものと較べて論理より経験寄りの内容でした。
しかしとにかく痛かった!
著者や内容が、ではありません。とにかく自分に痛かった。刺さるなんてものではなかった。ぐっさぐっさ刺さりました。心当たりが多すぎる。
私は、この本に書かれている「やってはならないこと」を大体やってきた。近づいちゃいけないひとだった。
いまは多少はひととの距離やつきあいかたに於いて、過剰な期待や理想の押しつけを意識的に出さないようにはしているけれど、完全に克服できてはいないだろう。
だからとても痛かった。だからこの本は、私の出会うべき本だったと思った。
ちょっとずつでも、改善していこう。できるところから変えていこう。
いまより若かったら反発しか感じなかっただろう本だったけど、これを戒めとして受け止めることができる程度には、いまの自分は成長しているのだろうから。
以下メモ。
【148頁】
相手の苦手な点を書き出す。
ネガティブな感情を認める。
→「それもまたよし」と受け止める。
【149頁】
「自分にとって嫌なことをする人」=悪人、としないこと
【155頁】
意見は意見。
人格として切り離して捉える。
【205頁】
「結果」はいつも正しい。
aをすると→Aになる
bをすると→Bになる
【216頁】
「わかる」がゴールではなく「わからない」がゴールのこともある。 -
意外と本質的なことも書かれていて面白かった。
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自力と他力の違いを理解すること。
結果に期待することをやめることです。
妄想という尾鰭をつけないことが大事。 -
自力と他力の違いを理解する
人は心の枠から外れるとイライラする
想定外→面白いことが起きたと考える
意識のフォーカスを考えてみる
結果や他人に期待することをやめる
勝手な妄想をしない
常に正反対のことを考えてみる
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後書き読んで、作者プロフィール見たら、読後に風水とか密教の人だった。だからなのか小難しくなくて読みやすい。Kindle Unlimitedにて。
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50159957 -
怒りについて知ることができた。
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自分の感情を受け入れるっていうのは具体的にどうすることなんだろう。「なるほど、そう思ったんだ。へー。」みたいな?