- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866214085
作品紹介・あらすじ
人生100年時代、自分にあった、間違いのない「老後の住まい」を手に入れる。
自分の家だけでなく、昨今よく聞かれる「実家をどうするか」という悩みにも答えていていく。
著者は『家を買いたくなったら』(WAVE出版:13万部ロングセラー)の長谷川高氏。
その長谷川氏が、人生100年時代の家の買い方、売り方など実践的なアドバイスを語ります。
感想・レビュー・書評
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若い時とは違う 買い方のポイント
家の選び方 住み替え リフォーム
実家問題など
大変読みやすく 参考になると思います
リバースモーゲージや
フラット35など 一見よさそうなものの
短所もずばっと解説してくれてます
特に妙齢の子供のために部屋を
という考え方は
もたなくていいんじゃ?
というのは 大変心強い詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
50代のための失敗しない家の売り買いの基本をわかりやすくQ&A形式で、解説している。
定年前に無理なローンを組んで家を買うには、やはりある程度の老後資金を確保してからでないと無理だろう。
戸建だとリフォームの資金も必要。
将来、売却できなければ空き家となり朽ちていく。
固定資産税の問題もある。
賃貸が、良いのでは…と思えてくるが、高齢になって高層階は不便かも、手すりだとか、バリアフリーだとかどうなのか⁇とも考えてしまう。
老後を見据えて考えておくことも大事だ。
第7章あり、とてもわかりやすくまとめられている。
① 買う、売る前に考えてみてほしいこと。
② 手堅く家を買うためのお金の話
③ 家を買う人のための家選びのポイント
④ 失敗しない「住み替え」「リフォーム」のためのアドバイス
⑤ 「実家」という家をどうしたらいい?
⑥ 「おひとりさま」「自営業」の人はここにご注意
⑦ 郊外・地方に住むという選択
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50代でローンを組むポイントは「20年」「固定金利」「元金均等」
50代でマイホームを購入する場合の著者の考え方およびその理由が会話形式で描かれていて、とても分かりやすかったです!
50代でローンを組むポイントは「20年」「固定金利」「元金均等」、というように 著者の結論がバチッと書いてあって、なるほどなるほどと頭に入ってきました!
50代に限らず、マイホームを購入しようと考えている方には役立つ 内容です。
勉強になった箇所
・近年は、家を売って老人ホームの入居金などに当てる方が多い
・「ブラックスワン」→起こり得ないものが起こる の例え
・「買った不動産が値下がりするリスク」「金利が上がるリスク」「離職や 転職した場合のリスク」
・「終の住処は賃貸で」も可能
・頭金とは別に、2~3年分の生活費を確保する
・ローンが払えなくなった場合、銀行は返済を6ヶ月までは待ってくれますけれども、 それ以上待ってくれません
・私は認知症の母を介護した経験がありますが、常に一緒に住むことは、誰からも 勧められませんでした。精神的 経済的に互いに窮してしまうことになりかねないと。
・50代でローンを組むポイントは「20年」「固定金利」「元金均等
・返済負担率が9の25%以内だと、無理なく返済できる
・マンションを買う時には エレベーターが有るかも大切
・中古マンション、水漏れ・給排水管のメンテナンスに注意
・アフター保障、新築10年。中古2年。ただし売主が個人の場合は通常3ヶ月程度
・ホームインスペクションは建築士の資格をもった診断士に頼む
・購入時には必ず売主から「確定測量図」をもらう
・「新耐震」もしくは「耐震補強後」の家を選ぶのがベスト
・「買い替え特約」
・空き家は放火や不法侵入など犯罪の温床にもなりかねませんし、害虫や 害獣の巣になることも考えられます。放置することだけはお勧めしません。 -
50代だけど家を買いたい。ローンは組めるの?適切な返済計画は?親の家はどうすれば?フリーランスでも買える?おひとりさまでも買える?などなど。
この年代ならではの「家」の悩みにフォーカスした一冊?我が家はずるずる賃貸を続けているので、絶賛悩み中なのでした。
売る、買う、貸す、リフォーム、お金、実家問題と幅広く扱っている分、個々の問題の掘り下げは浅く、気になるジャンルは別途知見を深める必要がありそう。入口の一冊としては良書かな。