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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784866241005
作品紹介・あらすじ
時間と空間の身近な謎に分析哲学のアプローチから迫る!
鏡像反転、タイムトラベル映画に潜む哲学的な問いかけ数学や物理学、回転座標や宿命論、デカルト、カント、ガードナー、ブロック、ダメット、テイラー……など
あらゆる手段を駆使して論理的な答えを追求する。
〈当たり前〉を見つめ直し、世界が包有するさまざまな可能性を見出す試み!
2003年に哲学書房から刊行された『なぜ私たちは過去へ行けないのか――ほんとうの哲学入門』の改訂版。カント生誕300年を記念し、カントの空間論についてより踏み込んだ内容を加筆しました。
感想・レビュー・書評
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半分も理解はできてない。。
ただ、xyz座標で出すとそのままだと理解。
未来に行けない、過去に戻れない、というのは今しか体験できていないから変わったかどうかそれが真実かどうかはわからない、ということであれば変わらない、という結論を自分としては出してみた。
162冊目読了。
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デジカメが出現してから撮り直しが増えたなぁ~。
メンドクサイなぁ~。
必ず撮り直す友達に、何故か
と聞いたら写真写りが悪いから。と
うん?
いや、ちゃんと写っているよ
と、言っても納得してくれないし、何故か?
あなたが見ているあなたの顔は鏡で見ている顔でしょ?
本当の顔は写真に写っている顔だよ。
え?
鏡で見ている顔は左右反対だもん、ね。
なぜ?鏡は左右反対なの?
と聞かれた事か!
この本を読んでも、説明できない自分が情けないよ。
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鏡が前後を反映するという3次元の話は知っていたが、そこがスタートとは。。
頭がついていけなかった。。
気楽に読むことはできない -
題名に惹かれて読んだけど、なんかスパッと分かる説明はない。
後半はもはや鏡の話しでもない。 -
2003年に初版が出てからの20年後の改訂版である。注やあとがきで初版からどのように改訂されているかが丁寧にかかれている。また埼玉大学での哲学の入門の授業であるために、初学者でも読みやすくなっている。教員養成系大学の学生も教師の教養として哲学は必須であるので、西洋の哲学者の歴史を学ぶよりはこうした哲学書を読むことがよい。鏡の左右反転が前半でターミネーターが後半であり、学生にとってもなじみやすいと思われる。
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科学(自然科学)の本かと思ったら哲学書だった。個人的には「鏡が反転させるのは左右ではなく前後」という理解をしていたが、本書ではそこに止まらず、さらに踏み込んで考察している。そしてその領域は科学というよりも哲学なのだというのが分かりやすく解説されている良書だった。後半の「なぜ私たちは過去に行けないのか」も同様の考察をしているが、こちらは分かったようなわからないような話だった。
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「なぜ私たちは過去へ行けないのか:ほんとうの哲学入門(魂の本性 1)」(加地大介著、哲学書房、2003.11.01)の新版。
著者プロフィール
加地大介の作品





