愛のことはもう仕方ない

著者 :
  • サイゾー
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本棚登録 : 95
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866250601

感想・レビュー・書評

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  • 地獄みたいと言われていることが理解できたけれど
    でも、私にとっては地獄ではなかった。

  • ますのさんはずっとくよくよしてると思ってたけど、そうくよくよしてるわけでもないのかもしれないな、3Pしてるし。

  • いやいやいや、おもしろかった。
    枡野さんのことは以前から気になっていて、Twitterとか雑誌で見るたびおもしろいと思っていたけど、ちゃんと本を買ったことがなかったから、先日紀伊国屋で買ってみた。
    あえてエッセーと言うけど、こんなにおもしろいエッセー初めてと思いながら読んだつもりだったんだけど。

    きょう小学校のそばを歩いたら、ちょうど休み時間で、子どもたちが校庭いっぱい遊んでいたんです。
    そしたらふと、枡野さんは愛息が物心つかないうちに生き別れ、15年以上会えていないことを思い出し、泣きそうになりました。
    子どもと会えない、成長が見られないって、どんなに寂しいことでしょう。

    でも、他方、少し気になったのが、枡野さんの結婚生活は、前妻とその連れ子と枡野さんと愛息。
    物心ついていなかった愛息とはそんなに狂おしいまでに会いたいのに、連れ子ちゃんのことは1回しか登場しなかったんですよね。連れ子ちゃんは愛息より何歳か上と書いてあったから、そのくらいの子どもとの思い出もたくさんあるだろうに、そこはやはり血縁なのだろうか・・・。

  • 詩歌

  • いやーすごいなあ。生理的な嫌悪感感じる人もいるだろうなあと思う。太宰治の姿が重なった。

  • 文章は上手いし読みやすく書いてくれているにも関わらず、読みながら自分の性格やこれまでの選択を振り返ってしまい、文章に集中できずなかなか読み進まなかった。あとがきの中村うさぎの分析はとても腑に落ちるが本の中にもある通り、それが全てではないのだろう。いろいろと考えさせられる本だった。というかもやもやはいまも残る。

  •  小説かどうかということが話題となっている。確かに起承転結や時系列的なドラマ展開などは特になく、作者の身辺の現在形の出来事とそれに関連する過去の出来事の回想によって思いが綴られている。それを考えると一体小説とはなんなのかという問いが生じる。なんなのだろう?

     それより気になるのは作者は知人であり、僕自身が登場人物の一人でもあり、その立場で読んでいたのだが、全く枡野浩一さんのことを知らない人が読んだらどのように受け取るのだろう。とても気になった。

     枡野さんはずっと会えない息子さんのことを考えていて、この本を読むとより僕も会えない娘の事が一層気になってしまう。

     最終章の、中村うさぎさんの枡野さんへの質問の回答が素晴らしかった。人と人が分かり合わないのは当たり前じゃないかと思っていたのだが、その先にあるものを言葉にしていて本当に驚いた。

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著者プロフィール

枡野浩一(ますの・こういち)
1968年9月23日、東京うまれ。歌人。大学中退後、広告会社のコピーライター、フリーの雑誌ライター等を経て1997年9月23日、短歌絵本『てのりくじら』『ドレミふぁんくしょんドロップ』を2冊同時発売してデビュー。簡単な現代語だけで読者が感嘆してしまうような表現をめざす「かんたん短歌」を提唱。入門書『かんたん短歌の作り方』からは加藤千恵、佐藤真由美、天野慶らがデビューした。笹井宏之、宇都宮敦、仁尾智らの短歌をちりばめた小説『ショートソング』(佐々木あらら企画執筆協力)は約10万部のヒットとなり、若い世代の短歌ブームを牽引。高校国語教科書に《毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである》他掲載。受賞歴は2011年11月22日、明石家さんまが選ぶ「踊る!ヒット賞!!」および2022年3月19日、小沢健二とスチャダラパーが選ぶ「今夜も短歌で賞」。

「2022年 『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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