落花生

著者 :
  • サイゾー
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本棚登録 : 33
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866250663

感想・レビュー・書評

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  • 作品でもふんだんであるその奇特なキャラはエッセイでもより健在なのだが、反省がベースにあるためか、もしくは反省の世間からのの強要を避けるためなのか、はたまた本心なのかは結局わからねど、散文にみられるセンチメンタルは珠玉。読み始めこそ鼻白んでしまうものの、読むにつれこれはどうも佯狂などではないという気にさせられる。その後は難なくペースに乗せられて分裂症的に右往左往する作者に振り回されてしまう。これはしっかりと力技だ。独特の文体も好み。

  • 一回感想を書いたのですが消えました!!何てことでしょう…。そんな訳でもう一回。

    一時期、筆者の小説にはまって読み倒していた時期がありました。図書館でこの本を見かけた時に、ぱらりと目次を見て「精神科病棟」「薬物常習者」など、私の興味のあるフレーズがあったのでそれを題材にした小説だと思って借りてきました。

    エッセイだったのですね。
    しかも、知らずに恐縮ですが2回逮捕されているのですね。大麻と危険ドラッグで。
    「(薬物を)止めている間に欲しくて欲しくてどうしようもない事は、ある?」と聞かれて「ないです。」と言ってはいるのですが、彼は彼の言葉で彼の理論の通し方でなぜ薬物を使うかということを説明しているシーンがあります。

    私は、ロリータファッションをしませんし、それらをしようと思ったこともありません。しかし、彼の美意識の通し方が好きなのです。

    もちろん、薬物についてや精神科についてだけではなく「可愛いに死す」や「女子は腫れ物」など筆者の美意識がでているエッセイもありますので、楽しんで読めるかと思います。

  • 2017.06.25 読了。


    図書館にて。

  • 914.6

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著者プロフィール

小説家。エッセイスト。京都府宇治市生まれ。1998年『それいぬ――正しい乙女になるために』(国書刊行会、後に文春文庫)で、エッセイストとしてデビュー。2000年『ミシン』(小学館文庫)で、小説家デビュー。同作は、単行本と文庫を合わせて16万部に達するベストセラーとなった。03年『エミリー』、04年『ロリヰタ。』が、二年連続三島由紀夫賞候補となる。04年には映画化された『下妻物語』(単行本は02年刊行)が大ヒットした。この他の弊社刊行の小説作品は以下のとおり。01年『鱗姫』、『カフェー小品集』、『ツインズ -続・世界の終わりという名の雑貨店』、03年『デウスの棄て児』、『カルプス・アルピス』、04年『ミシン2/カサコ』、05年『下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件』、07年『変身』、08年『タイマ』、『おろち―olochi,super remix ver.』。公式ホームページURL http://www.novala.quilala.jp/

「2015年 『破産』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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