仮想通貨とフィンテック~世界を変える技術としくみ

著者 :
  • サイゾー
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本棚登録 : 29
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866250847

作品紹介・あらすじ

注目を集めているフィンテック、仮想通貨。すでにメガバンクが仮想通貨を発行すると宣言しているが、これは私たちの生活に大きなインパクトを与えることになる。何がどう変わるのか?ビジネスチャンスはどこにあるのか?いまフィンテックで使われている暗号技術を1990年代から研究してきた著者が、仮想通貨がもたらす未来を語る!

感想・レビュー・書評

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  • 仮想通貨=預金通帳、帳簿(現金では無い)

    マイニングがビットコインの肝
    (ビザンチン将軍問題:互いに離れたところにいる味方同士、裏切り者がいないかどうかをどうやって確かめるか。 を解決)
    ブロックチェーンのブロックには、ノンスと呼ばれる、任意の数値が入っており、次のブロックのヘッダにノンスを含めたハッシュ値が埋め込まれる。
    ハッシュ値からノンスを求めると報酬をもらえる仕組み。
    確率的に約10分で正解にたどり着けるので、ビットコインの取引成立には10分のタイムラグが発生。

    2140年に2100万ビットコイン上限。

    ビットコインのマイニングに要する電力量はアイルランド一国分(2014年)。大量のラックマウントコンピューターと電力が必要。(割に合わない)

    ブロックチェーンの要素技術自体は1990年代からあるもの。

    手数料の安さ→海外送金(swift)、クレジットカード(cafis)の代替に。

    ※クレジットカードの磁気情報は暗号化されていない。
    cat端末で読み取った情報はnttの電話回線を使ってcafisに送られる。(2度電話をかける)そのため、この料金は相当な額になっていると思われる。

    Apple Payは決済のプラットフォーム。

    MUFGコイン

    日銀仮想通貨を発行すべき。お金のデジタル化。
    ブロックチェーンがあれば脱税・マネーロンダリング不可。

  • なぜ通貨として成り立つかという技術的な背景が基礎から説明されている。一方向性、単調性、マイニングの説明がわかりやすかった。

    なぜ、通常の通貨との交換が変動制のもと許可されたのかとか気になることは残る。
    一歩掘り下げた本を読む前に全体をつかむにはちょうど良い程度だと思う。

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プロフィール

(とまべち・ひでと)1959年、東京生まれ。認知科学者(機能脳科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学)。計算機科学者(計算機科学、離散数理、人工知能)。カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLab兼任フェロー、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO。

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