こころ彩る徒然草 ~兼好さんと、お茶をいっぷく

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  • 1万年堂出版
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本棚登録 : 251
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866260273

作品紹介・あらすじ

『徒然草』を開くと、新しい景色が見えてくる。もっと明るく、もっと楽しく生きるヒント。

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズは何冊か読んでいます。
    オールカラーでキレイな挿絵が素敵です。
    古典に親しむきっかけにするのに、オススメです。

  • 歴史や国語の授業で「無常観」を語る随筆、として紹介される「徒然草」である。しかし、この一冊を読んで、「徒然草」という書物にて語られる兼好の人生観やちょっとしたエピソードが面白く、その一言で終えてしまうのは非常にもったいない、とかんじた。名人の心得とか、人生における心の持ちようとか、今の時代にも通ずるものばかり。今このときしかない人生の一瞬において、良い本に出会えたと感じている。

  • 面白い。今まで徒然草読んだことありませんでしたが、こんなに面白いとは思わなかった。成功者の自己啓発よりは徒然草の方が納得します。第八段、第十三段、第九十三段、第109段が好きです。徒然草全部読みたくなりました。

  • いつの時代も人としては、変わらないのかなぁ…

  • 兼好法師がつれづれなるままに日暮らして書き綴った事が、現代に生きる私の心に響いてとてもためになった。月の夜、雪の朝、桜の下などで、ゆったりと話をしながら、杯を交わせたらステキだなあと思った。

  • 現代のストレス社会と同じ事が昔もあったんだな。この事を常に学んでいた人の言葉は重い。

  • 新聞から

  • ゆったり優しい時間を過ごすお供に。あたたかいお茶とおかしと共に。

  • 日本文学に触れてみたくなり、実家に置いてあったものを拝借して読みました。厳選された触りの解説集ですが、初心者としては入りやすい絵本の様な本で一気に読めました。
    只、私が唯一知っていた「仁和寺の法師」の一節が載っていませんでした(残念)

    余談ですが、恥ずかしいながら…「随筆=エッセイ」だとこの歳で知りましたので、
    次は「枕草子」「方丈記」辺りにもトライしてみたいと思っています。

  • 吉田兼好の「徒然草」は今でいう「ブログ」のようなもの。244段の中から現代に通じる66のメッセージを厳選し分かりやすく意訳。「こころを磨いて素敵な人を目指しましょう」「月や花、流れる水を見ていると心が楽しくなりますね」「財産や名誉が増えると幸せになれないって本当ですか」「優先順位を間違えると死ぬ時にこうかいしますよ」「人間がアリのように集まって東へ西へ南へ北へと急いでます」「決意したことは迷わずすぐに実行すべきです」最後に兼好さんとのお茶もいい。

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