勝間式超コントロール思考

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  • アチーブメント出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866430430

感想・レビュー・書評

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  • 自分や物事を上手くコントロールして、生きていくためのノウハウが紹介されています。

    ぜひ読んでみてください

  • コントロールできると、自分の人生の舵を取れる。

    序章なぜ「著コントロール思考」が必要なのか


    ・心から信頼している相手に対しては、
     感謝し、しっかりそのことを言葉や行動で
     伝え続ける

    ・不快だと思っている相手に対しては、
     自分の容貌をしっかりと伝えて、
     もしその要望が受け入れられない場合には
     静かに距離を取る


    ・コントロール力は鍛えられる

    その①選択肢を広げる
    その②知識を得る



    第1章仕事をコントロールする


    ・仕事のコントロール

     裁量権を広げる
     余裕率を確保する


    ・仕事を「こなす」レベルになると
     いくらでもできてしまう。
     それは、仕事にコントロールされている状態。


    第2章お金をコントロールする

    お金の使い方やため方とはその人の生き方や哲学と重なります。そこで、無駄遣いをするということは、自分の人生を無駄遣いするのと同じ。自分の稼ぎ方についても、使い方についても、1円単位気を配り、管理する必要があります。


    ・普段の生活の中で
    当たり前のように受け取り使っているかについて

    ①どのような仕組みで自分はお金を稼いでいるのか
    ②どのようなものにお金を払おうとしているのか

    という中身ついて関心を持つと、
    もっともっとお金のコントロールがしやすくなる。


    第3章健康をコントロールする

    ・自炊は「材料の中に健康に悪いものを入れない」と言うコントロールが十分に可能だから、食べ物で健康を損なう恐れが限りなくゼロになる。


    ・自分の健康状態を万全に保つことが
    トータルでの仕事のパフォーマンスにつながると言う強い信念のもと、自分自身の休憩と仕事の時間のバランスをコントロールすることが必要

    (昼休みを時間いっぱい取る、
    トイレ休憩を取る
    あえて仕事をしているかのように散らかったまま帰宅する
    早く仕上がった仕事はすぐに提出せず、十分な休息時間とってから提出する)


    第4章人間関係をコントロールする

    ・コントロールの対象は自分。

    ・GIVEの5乗
     誰かに親切にすることによって脳内に幸せを感じるホルモン分泌されたり、心臓と血管が強くなったり、老化の進み方が緩やかになるといった効果があることがわかった


    ・羨ましい人がいたら、そこから学べばOK

    ・人間関係という資産も積み上げる

    私たち人間は人と繋がりたいという欲求を持っています。その上で、Twitterやブログなども含め「書く」行為は人と人を繋ぎ、人間関係を大きく飛躍させる力があります。


    ☆書き言葉のメリットは
    「相手の容貌や年齢や性別など様々な見た目によるバイアスが一切かからないこと」

    第5章家事をコントロールする

    ・家事はいかに自分でやらないかを全力で考える


    第6章娯楽をコントロールする

    ・大人の児童館


    おわりに

    仕方がない
    我慢しなければならない
    何とかなる

    こうした言葉を禁句にしたい。

    試せば方法が見つかる

  • 自分の裁量をもち、主体的に生きていくためのアイデアやちょっとしたコツみたいなものが沢山紹介されてます。切り口は仕事やお金、健康などなど。
    勝間さんの話は明瞭で好き。
    テーマが幅広く、アプリなど手軽に始められるもの紹介されてるので何かしら発見があると思います。

  • 10年ぐらい前はよく勝間和代さんの本読んでたけど、そういえば最近読んでなかったと思って読んでみた。
    確か最初に読んだ本はリーマンショックの少し前に発売された『お金を銀行に預けるな』(今みたいに図書館で借りたのではなく、新品を購入して読んだ)。ブクログに登録する前だから、ブクログの本棚には入っていないのだけど、本書にもお金に関する話の中で、『お金を銀行に預けるな』を読んだしして金融リテラシーの基本と実践を身につけてくださいと書いてあったので、ちょっと読み直してみてもいいかもしれない。
    勝間さんの本を読むのは久々だけど、メルマガは一応購読していたり(読まずに既読にすることが多いけど)、たまにブログも読んでいるので、本書に書いてあることもだいたい知っていることだろうと思って読んだのだけど、そんなこともなかった。勝間さんにADHDの傾向があるとか、寝るのは1時から2時ぐらいで朝は9時前後に起きるとか、「そうだったの!?」と驚くことも多かった。
    そういえば、少し前までお酒を飲んでいたという記述があったけど、この少し前ってどれぐらい前なのだろうか。てっきり、だいぶ前に辞めたと前に読んだ本に書いてあった気がするのだけど、少なくともテレビによく出演していたころはまだ飲んでいたらしい(テレビ番組のダイエット企画に出演を依頼されたこともあるのだとか。失礼だなそれ)
    そして、最近の勝間さんといえばやっぱり、音声入力について。自分も昔は音声入力ってそんな精度いいイメージがなかったのだけど、たまたま何かで使ってみたら結構精度よく変換してくれるので最近は時々使う。このブクログのレビューも音声入力でやってみたらもっと楽になるだろうか。
    音声入力にはSimejiというソフトがいいらしい。Simejiだと句読点を自動的に入力してくれるらしい。確かにそれはよさそう。
    でも、音声入力だと外で使うのはちょっと抵抗があるしなぁ、と思ったら、電車の中でも回りに迷惑がかからない範囲で使っているらしい。どんな感じなのだろう。
    ちなみに、勝間さんが使っているスマホやタブレット端末はアップル社ではなく、Androidらしい。Androidだと自分の好みや都合に合う製品を選べることができるからいいのだとか。一つ前に読んだ、『NEW POWER』という本に、アップルはオールドパワーのビジネスモデルと価値観をもっていると書いてあったけど、こういうことなんだろうなと思った。ただし、iPhoneは使ってないけど、アップルウォッチは使ってるよう。iPhone持ってなくてもアップルウォッチって使えるのか。
    それと、SIMカードについては「電話を受けるための通話SIM」「電話をかけるための発信SIM」「データ通信のためのSIM」と3つに分けているそう。SIMカードを2つなら入れれるスマホはあるだろうけど、3つというのはさすがにないと思うのだけど、どうしてるのだろう。電話をかける時は、通話用SIMと交換してるのか? 面倒くさそう。
    ちょっとよく分からなかったのが、サイゼリヤを気に入ってる理由について、マス広告を一切うたないという信念を持ってるからとのこと。だから安いから行くというのならまだ分かるのだけど、そうじゃなくて価値観があうという感じで気に入ってるらしい。ユーザーからすると、そこは気になるところじゃないと思うのだけど、そういうのも勝間さんの信念なんだろうなと思った。

  • 自分の選択肢(コントロール権)を狭めない、つまり他者や習慣に勝手に自分をコントロールされることをできるだけ無くすようにするにはどうすればいいのか?の具体的なハウツー、そしてそのことが人生をおくる上でどれほど大事なことなのか‥という著者からの熱いメッセージがセット担っています。

    メッセージの部分は自身も日頃考えていることがわかりやすくまとめてあっていて共感。

    ハウツーの部分は、家事の合理化やITの使いこなしについて、ご自身の経験をまとめ貴重なノウハウだと思うが、私自身が、ITガジェットや電化製品が多く持つことで疲れてしまうタイプだし、さらに家事については、アナログを楽しんでいるので、その楽しさを機械に譲るなんてイヤ〜というタイプなので、自分の中には活かせそうにないけれど、興味深く読むことができました。

  • 勝間さんのコントロールとは、自分が主体になって自分のペースでそして自分の土俵で物事をクリアしてゆくと言う考え方である。非常によくまとめられており、自分を客観的に見る事ができる様になるかも知れない。

  • 考え方としては、無駄を省き、自分でコントロールすることで楽になるもの、方法が挙げられており、合う方にはとても良書なのでは、と思う。
    わたしには実現の難しいことや興味のないことも何割かあったので、読み(聞き)飛ばしながらでした。
    でも考え方は好きです。

  • 参考にしたい内容をメモ。

    自分の人間関係を自分でデザインする。
    本当に大事にしたい人に時間をかけ、不快な人には自分の要望をしっかり伝えて受けれ入れられない時は静かに距離をとる。

    余裕の重要性。適度な余裕があれば、おきた出来事についてある程度コントロールできる。コントロール力を鍛えるには、選択肢を広げる、知識を得る。

    仕事をコントロールする。毎日数分でいいので裁量権を広げていく。余裕率を確保する。数秒、数分にこだわって作業を減らす。

    何をやるかよりもいつやるか。

    人間関係をコントロールする。コントロールの対象は相手ではなく自分。怒ると自分が損をする。うらやましいと感じたら、その相手から学び取る。楽しみをシェアする。

    スマートスピーカーを使って家事をコントロールする。

  • 世の中の流れに流されるまま流され、ストレスを抱えたり文句を言ったり...なんとなく生きづらさを感じることもあったけれど、自分でコントロールしてしまえば全て解決するということに改めて気付かされました。まずは、身の回りの家事から、当たり前だと思っている考え方を取り払ってみようと思います。

  • 「時間がかかる」とか「まあいいか」とか一切なく、純粋に結果を求めるいつもの著者の姿。ここまで日々生きることに一生懸命ってすごい。惰性の惰の字もないこの姿勢を少しだけ真似してみようかな。

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著者プロフィール

東京都生まれ。経済評論家(兼公認会計士)。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。
当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得した後、21歳で長女を出産。在学中から監査法人に勤めるが、ワーキングマザーとしての働きにくさから外資系企業に転職。以後、外資系数社を経て、経済評論家として独立。労働生産性の改善などが得意分野。
男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」専門委員。ワーキングマザーのための無料会員制ウェブサイト「ムギ畑」(http://www.mugi.com)を主宰。3女の母。
著書に『インディでいこう!』『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』(共著)『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(以上、ディスカヴァー)、『マッキンゼー組織の進化』(ダイヤモンド社、共著)などがある。

「2007年 『ワーク・ライフ・バランス手帳2008』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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