学び方の学び方

  • アチーブメント出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866430881

感想・レビュー・書評

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  • 深める。長所を伸ばす、長期(知識)のための読書

    資格などの勉強をしている人は是非とも呼んだ方がいいと思う。

    ポモドーロ、スイッチングコスト、拡散モード(携帯などはいじらない)
    章や区切りを読み終わるごとになにが書いてあったかを思い出す回収活動を行う。

    ハードモード(試験などの時に難しい問題から手を付けて、わからなかったら拡散モードの入るために他の簡単な問題をする。)行政書士なら最初に記述を読んでそのあとに択一など。
    レポートなどを書いていいるときに、同時に推敲をするのは禁物、草案を書き上げる。

    考え事などを英語で考えてみる。

    勉強の邪魔になる事象(遊びの誘いなど)の反応を事前に考えていた方が自律をすることが出来る。

    決断する時の基準を考ええておくことにより自立。
    効率的な読書に必要なことは速度ではなく理解をすることにより早くなる。そのためにはたくさんの読書が有効。

    細かいところを読む前に全体を把握する。

    勉強の計画を立てることた悩むことがなくなるのでストレスの軽減になる。
    立派な計画を完成させることによりも計画を新たにたてるために求められる熟考や考察の方が意義がある。
    見直しの時に変えたほうが正答率はあがる。

  • 自分にとっては「知っている/体感している」という内容が多かったので、目新しい内容はなかったが、頭の整理にはなった。娘が学習・勉強を始めるときには、残しておきたい本。

  • 効率よく学ぶための方法をまとめた本。良い成績を取るためのカギは、頭の良さでも勉強の長さでも無く、勉強の取り組み方である事を強く訴えている。

    今別の学習効率本を読み進めているのだが、その内容と方向性は似通っており、少し安心した。

    この内容は大人だけで無く、今学習中の子供達こそ理解しておいて欲しい本。自分の子供にも是非読んでもらおう。

    以下は特に重要だと思った内容。

    1.ポモドーロテクニックを使って、しっかりと集中する(25分集中、5分休憩)
    2.マルチタスクはしない
    3.頻繁に休憩する
    4.行き詰まった時は一休みして拡散モードの出番にする
    5.積極的に勉強する
    6.積極的な想起と交互配置の工夫をし、学習の感覚を空ける
    6.十分な睡眠をとり、常に動ける体を維持する
    7.教材を小さく分解し、作業記憶で処理しやすくする
    8.作業リストを作って作業記憶を解放する
    9.頭字語、イメージ、メモリパレスで記憶のスピードを上げる
    10.比喩を使う
    11.効率的に読む
    12.自分自身をその気にさせる
    13.過去問を練習する
    14.試験の説明は慎重に読む
    15.メタ認知を活かせる学習者になる

  • 良書。25分学習、5分休憩 を繰り返すこと、スマフォ、音楽は勉強中はさわらない、聞かない など、標準的な内容。できない問題はちょっと間をおきましょう。速読テクニックは利かないので、内容をちゃんと理解しましょうとの指摘はよいかと。問題文をちゃんと読みましょうとか、過去問をやりましょうというのもあって、効果的な学習方法を整理して学び直すにはよい書かと。

  • どんな勉強をするにしても学び方にはコツというものがある。

    逆に言えばそのコツがわからない限りはどんな勉強もモノにはならない。

    この本では学び方の学び方を教えてくれます。

    とてもわかりやすくてすぐに役立ちそうな内容です。

    25分のタイマーを使って行うポモドーロ・テクニックは有名ですが、やはりそれだけの効果があるから廃れないんでしょうね。

    読み終わるころには学習意欲も高まります。

    何かを学ぼうとしているのならまずこの本を読んで学び方の学び方を学ぶと良いかもしれません。

  • 学びのカギは、能力や才能ではなく取り組み方にある。
    ポモドーロテクニックによって、集中力を高め、
    回収作業によって記憶を定着カさせることが重要だと考えた。

    メタ認知…考えることを考える。自分の認知を認知する。

  • 学び方に関して、科学的に纏めた本。印象に残ったことは以下。
    ・ポロモードテクニック (25分実行、5分休憩。最低でも2時間ほど繰り返す。)
    ・集中モードと拡散モードを使い分ける(難しい問題から先に取り組む。行き詰まったら他の事を実施しながらウラで考えさせる)
    ・作業記憶のためノートを取りその日のうちに見直す
    ・内在化のテクニックを活用(頭字語等)
    ・5W1Hで目標を立てること(自律心に頼らない。習慣化、仕組み化。)
    ・読書は思い出したり、書き込んだりして積極的に読む
    ・メタ認知を活用する(この本から得られた最大の知見は?この本を読んだ後に何を実行するか)

  • 勉強の仕方で大切なのは継続すること、その中で無理なく続けたり努力することやモチベーションを高めながら取り組んで、短い時間でもしっかり自分のものにすることが重要である。
    本書にはそのメソッドがふんだんに盛り込まれています。25分間勉強し、5〜10分の休憩を挟み、また25分間超集中する繰り返しのポモドーロテクニックから、
    参考書を読んで勉強したあとに自作問題を作成して、答えを自分の中で見出せるようにするということなどが紹介されています。

    ※ポモドーロテクニックとは、25分に集中力を集約し、5〜10分休憩することによって勉強した内容を短期記憶領域→長期記憶領域へ移行する学習テクニック

    学生の頃はテキストや問題集が十分に用意されていて、模擬試験なんかもあったため勉強をする上での適度な強制や時間組みやセオリーがありました。
    しかし大人になって、さぁ勉強をしよう!となると時間割もモチベーションも自分でこさえないといけない。ましてや勉強したい分野のテキストや模擬試験だって十分に用意されてるとは限らない。

    この本には、会社に勤めながら何かを勉強する上でそんな行き詰まりを解消してくれるメソッドが具体例を交えながら手ほどきをしてくれます。

    その上で特に大切に感じた点は、ゴールについて。ゴールは以下の3つに分類される。
    長期的なゴール
    マイルストーンとなるゴール
    プロセスのゴール

    ●今自分が目指していることを成し遂げることで、どう生活を変えることができるのか。これが長期的なゴール。(思い通りの未来を描きモチベーションの原料になる)

    ●長期的なゴールにつながる道筋で、重ねていく足取りとしての役割を果たしてくれる、マイルストーンとなるゴール。

    ●マイルストーンのゴールに向かっていくその過程がわかる実効性のある、プロセスのゴール。毎日1時間あ数学を勉強する、であったり、毎日新しい単語を10語学習するなど、具体的なルーティンで構築する。

    目標に向かって学習することは、モチベーション維持も大切だし、今自分がどのような道筋にいるのかを把握することも大切だと感じます。
    行き詰まったり、新しく何かを勉強する機会が訪れた際は何度も読み直したい本です。

  • 同意したいことと同意できないことがあったが、参考になった。

  • 「ノルウェー出身のスーパーエリートが世界で学んだ選び抜いた王道の勉強法」

    ポモドーロテクニック=25分間集中する。5分休憩する。4回繰り返す。25分の最初に、前回の25分の復習を数分で行う。
    スマホはいじらない。
    マルチタスクはスイッチングコストがかかう。
    静かな環境を整える。「31デシベルベクターイヤーマフ」
    休憩のときは体を動かす。

    集中する。そのあと集中することをやめると拡張モードに入り、理解が進む。集中モードと拡張モードを行ったり来たりする。

    環境騒音サイトhttps://coffitivity.com/など。
    デジタルフラッシュカードanki,zuiziet,など

    運動は、週5日間毎日30分以上、週2回筋トレ
    うたた寝で、睡眠不足を解消する。

    翌日の実行リストを書いておく。
    思い出す作業をすると記憶が定着する。

    言語学習 itaki,preply,yabla fluentu など。

    将来の幸せのために少し犠牲を払える能力。カギは自立心。
    習慣を変える。
    自分で締め切りを作る。

    トムソーヤの冒険のペンキ塗りの話し。自分の考え方の枠組みを変える。
    思いつく限りのよいことをすべてリストにする。

    自分自身のゴールを設定する。

    読書のときは、積極的に思い出す作業をする=ときどき思い出してみる。

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著者プロフィール

ミシガン州ロチェスターにあるオークランド大学工学部教授。マックマスター大学グローバルデジタルラーニング・ラモン・イ・カハール
特別研究員。神経科学と認知心理学に重点を置いたバイオエンジニアリングの研究等に従事。世界最大級の生物工学学会である
Engineering in Medicine and Biology Societyのもと副会長であり、大規模公開オンライン講座(MOOC)では、世界最多の受講生を集める
「学び方を学ぶ(Learning How to Learn)」と、本書の内容をベースにした「マインドシフト(Mindshift)」の2つの講座で、伝説の神経科学者
テレンス・セジュノウスキーとともに講師をつとめている。

「2021年 『学び方の学び方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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