がんばれ!ベアーズ (大阪のカルチャーは、難波ベアーズを中心に回っている。)

著者 :
制作 : 神田桂一  山本精一  なだぎ武  バッファロー吾郎A  モタコ  松蔭浩之  あふりらんぽ  鮫肌文殊  仲谷暢之  吉村智樹  北村早樹子 
  • DU BOOKS
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866470351

作品紹介・あらすじ

関西・大阪にあって、東京にないもの。
それは何か。それは難波ベアーズである!

例えば、難波ベアーズを主戦場としたバンド、ボアダムスや少年ナイフが、その後グローバルな人気を博し、世界へと飛び立っていったのはなぜか?
それは、関西・大阪の土壌と無関係ではない。
関西・大阪のカルチャーは、何の文脈も持たない、本当にわけのわからないものに対するリスペクト、それを受け入れる土壌がある。つまり、サブカルがないのである。

これから話す物語は、今や、遠い昔の80年代末~90年代、東京ではちょうど渋谷系カルチャーの萌芽が現れつつある頃から始まる。

そんな文脈とはまったく関係なく、関西・大阪では、独自のカルチャーがうごめいていた。

その象徴的ライブハウス、難波ベアーズの歴史を紐解き、当時から現在まで、難波ベアーズで活躍していた(る)アーティストのインタビューによって、難波ベアーズという場所とは、関西・大阪のカルチャーとはいったい何なのか、それを、読み解こうと試みたのが本書だ。


店長をつとめる山本精一の巻頭インタヴュー掲載。

多数の掲載不可能(?)なギリギリの証言談を収録。

吉本の芸人養成所NSCも大阪にしかなかった時代のアンダーグラウンドお笑いカルチャーにもふれた、第一級の証言集。



山本精一、松蔭浩之、鮫肌文殊、仲谷暢之、吉村智樹、あふりらんぽ、モタコ(オシリペンペンズ)、なだぎ武など。

著者プロフィール

1971年神戸生まれ。脱線3、KANI BASSのMC(マスターオブセレモニー,マッドクリエイター)。96年にBEASTIE BOYSとのフリースタイルが、そのままリリースされて全米デビュー。吉本興業の音楽部門初のアーティストして契約。その後、音楽活動と共にKB.JPの代表としてアートイベントのプロデュースなどでも活躍。著書に『30円のブラックサンダーで100億円企業になった理由』『ねこ撮』がある。

「2018年 『がんばれ!ベアーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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