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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866471570

作品紹介・あらすじ

※書影はイメージです。

読書用品専門ブランド「BIBLIOPHILIC」10周年のメモリアル・ブック。

本のある生活をもっと楽しく!
本と道具(読書用品)をテーマにした、はじめての本。
総勢30名以上の本好きたちによるブックガイドやエッセイを収録。

エッセイ&コラム:
池澤春菜、川原瑞丸、クラフト・エヴィング商會、どむか、ナインストーリーズ、古川耕、山崎まどか、若林恵、永田希

巻頭インタヴュー:
リアン・シャプトン(アーティスト、J&L BOOKS)、作原文子(インテリアスタイリスト)、中村秀一(SNOW SHOVELING)

10年の3冊、そして、本棚と読書用品(アンケート):
阿久津隆、生きのびるブックス、今泉泰輔(BIBLIOPHILIC)、内沼晋太郎、大八木孝成(BIBLIOPHILIC)、Okadada、押野素子、小谷実由、小田原のどか、小田雄太、後藤護、須藤謙一(bookunion)、髙城晶平、多屋澄礼、つやちゃん、野中モモ、花田菜々子、林央子、パンス、牧奈央子、松永良平、水上文、牟田都子、持田保、安田謙一、安村正也(キャッツミャウブックス)、山下陽光、山本多津也(猫町倶楽部)、Riverside Reading Club

感想・レビュー・書評

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  • BIBLIOPHILIC
    https://bibliophilic.shop/

    本のある生活/BIBLIOPHILIC/BIBLIOPHILIC BOOK 本と道具の本|DU BOOKS|ディスクユニオンの出版部門
    https://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK318

  • 大好きなグッズ、いろいろ持ってます。

    盛りだくさんの本に纏わるお話、とっても贅沢な本ですね。

    中でもハヤカワSF文庫の大きさとか、本棚の考察とか、本と読書用品の愛に溢れてる。

    なんと我が県には取り扱い書店がないんです。
    忌々しきことです!まったく・・・

  • 幕の内弁当みたい。本を楽しむ、あれこれがいろいろ入ってて。
    たしかに、キャンプの楽しみはキャンプするという一点だけじゃなく、下調べしたり、ギアを手に入れたりとさまざまあるように、本を読むこともその周りに楽しめることがある。と、心が弾む本。

    読む本に合ったお茶を考えるとか、本棚の楽しみ方とか、うきうきする。

  • 最初ビブリオフィリックの本だと分からずに手に取ってた!大好きな読書用品ブランド。エッセイもどれも豪華で(クラフト・エヴィング商會なんてものすごくぴったりだよな……!!)楽しくうっとりしながら読めました。おしゃれなのに機能性も高くて、でも何より好きなのは、「読書や本のある生活」が決して畏まったもの、おとなしいものではないといろいろな商品展開で言ってくれているところなんだよな。高級料理のようにではなく、もりもり食べるように読みたい。ぴしっとした本棚ではなくても愛着が持てそうです。

  • 20220216三省堂書店さんで購入。
    BIBLIOPHILICさんの栞も一緒に購入。
    20221022読了。

  • 読書を愛している人たちの文章に触れて、また本を読みたくなった。

  •  BIBLIOPHILIC。
     Numabooksの内沼晋太郎氏とdiskunionの広畑雅彦氏らが設立した「本のある生活」を楽しむためのブランド。クロネコのアイコンに見覚えのある人も多いかと。設立10周年を記念しての1冊らしい。 ん?どっかの写真家集団と似てる?(笑)

     本好きなら、チラチラと眺めるだけでも楽しい。
     写真や、書籍の紹介も多く、立ち読みくらいでいいかと思って見ていたが、Part1の冒頭インタビューのデザイナー、リアン・シャプトンがいい。SNOW SHOVELING店主・中村秀一氏がいい。
     本そのもののことはもちろん、本の周辺を彩る道具や、本と関わる生活をいかに築いていくかが様々な角度から語られている。

     Part2「10年と3冊」も、一人目が阿久津隆氏。参宮橋に居た頃、開店と同時に訪問したfuzkueの店主さんだ。おや、三茶のCat‘s Meow Booksの安村店長も書いている。
     ざっと30名が3冊づつの本と、個人の本棚とお気に入りの読書用品を紹介している。約90冊中、読んだことのある本は7冊しかない。まだまだ出会えていない興味深い本がたくさんあるもんだ。

     Part 3 「本と道具にまつわるエッセイ」に入っても、池澤春菜や、お気に入りのクラフト・エヴィング商会(吉田篤弘)も文章を寄せている。

     章のあい間あい間に挟まれるコラムも、「BOOKSHELVES IN MOVIES 映画のなかの本棚」や、「本棚を起点としたブックライフ革命」と面白いものが多い。
     「~ブックライフ革命」を記した、どむか氏の、全日本壁面総本棚化計画は良いね。うちの新拠点もひとまずリビングから階段への壁面を総本棚化にリフォームしてみたので、そこを今後どのように利用していくか、非常に示唆に富む提言もありためになった。

     最後のBIBLIOPHILIC 座談会で、
    「読書がかっこよくはなかった。読書にファッションの要素が少なかった。文化的な行為としてのかっこよさを積極的に売りにしていこうという人たちって、なかなかいなかったと思う。(小田雄太)」
     とあるように、そこを変えていこうというBIBLIOPHILIC ほか、昨今の書店、文具屋、書籍周りの動きはひしひしと感じている。

     よりかっこよく読書文化が発展していくことを願ってやまない。

  • いつの間にか用品が増えていてビックリ。
    もうそんなに年数が経ったとは…

    かわいい装丁で、用紙もいろいろでこだわって作られたんだろうな〜

    個人的には、本と道具にまつわるエッセイ、のひとつ「本を味わい尽くす方法」が大変よかった。

    「中年になってから、読書に貪欲になった。〜一冊の本から得られるものを、全部搾り取りたいという欲望が強くなったのだ。〜わからない固有名詞が出てきたら、読み飛ばしたりしないでちゃんと調べたい。」
    「若いときは〜飢えた人間が出されたものをガツガツ食べるように、次から次へと、私はひたすら本を読んだ。本を飲み下し、読んだそばから話の内容やディテールを忘れた。」

    年齢はさておき、例えば夫は一冊をゆっくり読む。時には一旦置いて、関連本を読んだりして知識を深めていく。
    この本読んだことある?とちょっと聞こうものなら、あらすじと感想まで教えてくれる。何年も前に読んだものでも。

    一方私は、読んだことがあるかどうかも読書メモを見なければ思い出せず、せいぜい「わくわくしたな」とか「泣けたな」というぼんやりした記憶が残っているだけだ。自分の感想メモを見て、そんなに面白いなら読んでみるか、と思うことさえある。
    読みたい本が多すぎるのだ。

    一冊をじっくり繰り返し読む、ぜいたくな時間を味わいたい。うらやましい。

  • 「BIBLIOPHILIC」10周年記念。本とその周辺の道具をテーマにした本。インタビューやブックガイドやエッセイなど。本そのものだけじゃなくて、本や読書に付随した楽しさのヒントがいっぱいでそのアイデアに読んでいてワクワクする。本を愛する人たくさんいる。本はなくならない。モノとしてそこにある価値から人間はそう簡単に離れられない。ブックマスクがほしい。

  • 本好きのための本として読めた。おもしろかった。特に冬に夏の本棚を作って、夏に冬の本棚を作るということについて書かれてる文章がすごくよかった。

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著者プロフィール

1985年、栃木県生まれ。埼玉県育ち。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、金融機関に入社。営業として3年間働く。退職後の2011年、配属地の岡山に残ってカフェを立ち上げ、3年間働く。2014年10月、東京・初台に「fuzkue」をオープン。著書に『読書の日記』シリーズ、(NUMABOOKS)、『本の読める場所を求めて』(朝日出版社)。

「2023年 『読書の日記 皮算用 ストレッチ 屋上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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