なぜ今、世界のビジネスリーダーは東洋思想を学ぶのか 史上最高のビジネス教養「老子」「論語」「禅」で激変する時代を生き残れ
- 文響社 (2018年9月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866510927
作品紹介・あらすじ
仮想通貨、フィンテック、人口知能、シェアリングエコノミー……など
今、シリコンバレーで生み出されるビジネスモデルは、今まで常識とされていた大量生産の大量消費のビジネスモデルとは全く異なります。
答えは「老子」「論語」「禅」といった東洋思想の中にあります。Googleがマインドフルネスを取り入れ、スティーブジョブスが「禅」に傾倒したように、世界のトップが東洋的な思想に回帰しているのです。
感想・レビュー・書評
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グローバル化、金融資本主義、格差拡大。今の世の中は極端に偏りすぎてしまいました。バランスを取るべき時期がきているのでしょう。東洋思想を学ぶ人が増えているのもうなずけます。
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東洋思想の研究者が書いたビジネス本なので、ビジネス側の記載が稚拙だと感じた。
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時代の流れについて、①経済のサイクルと②文明のサイクルという2つの視点で観察し、その2つの転換期が同時に発生しているために大きな時代の転換期になっているという説明が新鮮だった。この大転換期には、中世の弊害を克服するために生まれた、客観性を求める文明が弊害となっている。それを克服するためには、客観と主観、外側志向と内側志向の融合が求められており、そのキーは東洋思想にある。このような時代の流れは、東洋思想にバックグラウンドを持ち西洋化を進めてきた日本人にとっては有利でだと感じた。東洋と西洋のいい所取りをし、自分にとっての豊かさを求めて生きたいと感じた。
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プロセス主義
結果ももちろん大切だけどそれまでに得た過程をもっと重視するべき
そうすると途中まで戻って違うところに行き着ける可能性をうむ -
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・わからないものをわからないまま受け入れること
・好きなものをやっているのが最強
・東洋思想は人間性や内面、生命重視などのパラダイムシフトを説明できる。
僕らの考え方は東洋思想に基づいているものが多いという偉大な発見をした。