1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました

制作 : 橘玲 
  • 文響社
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本棚登録 : 849
感想 : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866511122

作品紹介・あらすじ

純資産100万ドル(およそ1億1000万円)以上のアメリカの富裕層を対象に、大規模調査を実施。初めて分かった彼らの「意外過ぎる成功の秘訣」とは?

◎お金持ちは成績が普通
◎お金持ちはクーポン券使う
◎お金持ちは中古物件に住む
◎お金持ちはコストコで買い物をする
◎お金持ちは「会社勤めをリスクが高い」と考える
◎お金持ちは相続を受けておらず、1世代で成り上がっている

感想・レビュー・書評

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  • ロバートキヨサキの言っていることが、統計データとして証明されている。億万長者ほど、質素な生活を好み、会計士や税理士のアドバイスを定期的に受けている。

  • 本書はミリオネアたちからの調査結果をもとに、真のミリオネアになるために必要なことを明確化したものである。
    ポイントは、学業の成績とは相関関係がないこと、家庭環境に恵まれていること、勇気を持つこと(リスクを恐れないこと)、色々な経験をすること、早い時期(学生のうちに)に目標を設定すること、贅沢をしないこと(節約家であること)、費用対効果を常に意識し自分の時間を大切にすること、である。

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    ・経済的成功要因の上位5つは以下の通りであるが、これらのうち一つでも欠けていたらミリオネアになる見込みはほとんどない。
    ①誠実:誰に対しても正直であること。
    ②自己鍛錬:自分で自分をコントロールすること。
    ③社会性:人とうまくやっていくこと。
    ④配偶者の支えがあること。
    ⑤勤勉:ふつうの人より一所懸命に働くこと。

    ・不安や心配を取り除いたり少なくして勇気を奮い起こすためには、常に自分を信じるようにして懸命に働くこと。

    ・学生時代に優等生といわれた人たちは、たいてい大企業に就職する。そこでは恐ろしい数の競争相手がいる。しかも、みな優秀な頭脳の持ち主ばかりだ。そこでいきなり激しい競争のただなかに放り込まれるはめになる。そこで最後まで勝ち残れる人はほとんどいない。

    ・金持ちになればなるほど多くの批判や誹謗中傷にさらされるようになるから、体調を最高の状態に整えておくことは大切である。体調が良ければ、競争心にも磨きがかかり、もっと仕事で頑張れるのだ。

    ・若者たちには、成功したいのなら、自分の好きな職業を選びなさいと助言する。全身全霊で傾注できる職業に就いたとき、人は驚異的な力を発揮するものなのだ。

    ・「期待値資産額=年齢×0.112×所得」で計算できる。
    50歳で年収1000万円の場合は、5,600万円以上の資産があれば蓄財優等生であり、それ以下であればもっと貯蓄を頑張る必要がある。

    ・リーダーとしての資質の90%以上は学校での知能テストでは説明がつかないのだが、それを生徒に告げる先生はめったにいない。学校の成績が悪かったという理由で、どれほど多くの若者たちが人生というゲームの早い段階で、自分を見限ってしまっただろうか。
    ・感受性の強い子供たちは、特進クラス等に入れなかったというレッテルを貼られたせいで、潜在能力を発揮できなくなってしまう恐れがある。子供が自分に才能がないと信じ込み、天分に恵まれたものしか人生で成功できないと決め込んでしまうかもしれない。レッテルというものは、人にその内容と一致した行動をとらせてしまうことがよくある。

    ・ミリオネアになった人たちは、情愛深く、思いやりのある、調和のとれた、離婚の可能性などほとんどありえない両親の間に生まれている。一般にそうした親たちは、考え方がポジティブであるそうした親の支えや建設的な意見は、子供が批判を跳ね返すための精神的な鎧を形作る土台となる。また、こうした親は、子供に将来の成功を妨げる心理的な障壁を築かせることは決してしない。

    ・ミリオネアになるためには、金銭面も含めて数多くのリスクを冒す必要があり、そこに勇気は欠かせない。
    ・勇気とは、恐怖を覚えずにいられない事態に対して前向きな行動をとることである。

    ・収入が高いレベルにある層には、自営業や経営幹部、完全歩合制の営業マンなど、一定レベルの収入が保証されていない職業の割合が高い。一方、大タスの人々はそうした職業と背中合わせの経済的リスクを負いたがらない。マイナス面が多く、危険に満ちていると考えるからだ。彼らは固定したサラリーで働くことで得られる安心と保証の方を求める。
    ・ミリオネアたちは、金銭的リスクは経済的自立を果たすために避けて通れないものであり、経済的に自立する利点の方が、リスクよりもはるかに大きいと信じている。

    ・大学卒の学歴をもたないジムロジャースにとって理想の職業とは、①自分の能力と資質をフルに活かせる、②経済的に自立できる確率が非常に高い、③自分に誇りを持てる。

    ・目標もなしに大学に通うのは、かなり辛い。早い段階で自分が何をやりたいのか、どんな職業に就きたいのかが分かっていれば、それだけ大学での訓練は楽で有意義なものになる。仕事の経験のある学生の方が優秀な成績を取る確率が高いのは、そのせいである。

    ・以下の条件を全て満たした仕事であれば、目標に向かって、高いレベルの生産性を発揮できるだろう。
    ①毎日が楽しくやり甲斐に満ちている。
    ②自分の能力と資質をフルに活かせる。
    ③誇りを持てる。
    ④いつか経済的独立を確立できると確信できる。
    ただし、生産性を上げるには、仕事に役立つデータや情報を徹底的に収集することが肝心だ。
    ・一方、何も情報を集めいない人たちというのは、自分の能力や資質をどう扱っていいのかが分かっていない。

    ・ミリオネアの大半が、ストレスというのは、自分の能力に合わない仕事で無理に努力するために生じるものだという。自分に向かない仕事をすると、心身ともに強いプレッシャーを受ける。その仕事に向いていないと自覚しているなら、なおさら悲惨である。そのうえ、その仕事では裕福にはなれないことが分かっていたら、ストレスは計り知れない。

    ・節約の可能性がある色々な行動について、それを一生続けると損得はどうなるか、と考える。
    ・節約や倹約は「自分でやること(DIY)」と思っている人が多い。ミリオネアが倹約するのは、生産性の向上に本当につながる場合である。
    ・資産の少ない人ほど、DIYで何でも自分でする傾向がある。逆に裕福な人ほど、アウトソーシングする。

    ・買ったとたんに価値が目減りするような消費財については、価格にこだわることが非常に大事である。そのような品物は、価格がどんどん下落してしまうからだ。例えば衣服。

    ・金持ちの仲間入りをしたかったら、金持ちと一緒に積極的に慈善活動をすること。

  • 先ずこの本に書かれている内容はアメリカでのお金持ち1371人に聞いた話ですので、そっくりそのまま日本人に当てはまるかは判りませんが、私の個人的な見解としてはアメリカのお金持ちが、人に対して誠実に接する、収入に見合った生活をしながら投資・貯蓄をする、支えとなる配偶者がいる、宗教行事や慈善事業に積極的に参加する等、何か参考に出来そうな事が詳しく書かれております。勿論、医者や弁護士、公認会計士等、知性と収入が伴う職業に就かれている億万長者についても書かれておりますが、どちらかというと大学時代は平凡な成績でも大富豪になった人達が、どの様な考えや行動をしていたかが詳しく書かれています。
    私が一番参考になったのは、お金持ちだからボランティア活動や慈善事業を行っているのではなく、お金持ちはお金持ちになる前からその様な活動を積極的に行っていたという事でした。

  • アメリカにおける億万長者を対象に調査した結果を踏まえた、資産を気づく人の行動傾向を紹介している。資産形成だけでなく、ビジネスの仕方や出費の仕方についても学ぶべきことが多く、何度も読み返したいバイブル

  • 【億万長者たちが非常に重要と回答した要素】
    ⚫︎誠実ー誰に対しても正直であること
    ⚫︎自己鍛錬ー自分で自分をコントロールすること
    ⚫︎社会性ー人とうまくやっていくこと
    ⚫︎配偶者の支えがあること
    ⚫︎勤勉ーふつうの人より一生懸命に働くこと

    ・何をするにしても、他者の力を借りずに頂点を極める人はいない
    ・成功するためには、持って生まれた高い知能よりも、懸命な努力のほうが重要
    ・自分の仕事にとことん惚れ込むことができれば、成功の確率は非常に高まる
    ・賢者は己の心の主人となり、愚者は奴隷となる
    ・資産は多くの場合、たゆまぬ努力と辛抱と、そして何より自己鍛錬の賜物である
    ・高価な靴の方が安上がりである
    ・自分の収入の範囲内で生活する

    【億万長者たちが配偶者選択の基準にした資質】
    ⚫︎正直
    ⚫︎責任感がある
    ⚫︎情愛豊か
    ⚫︎有能
    ⚫︎協力的

    億万長者といえども、資産を築くまでにはしばしば長い苦難の日々を送ってきたことを忘れてはならない。
    いい時も悪い時も、たとえ何年ものあいだわずかな収入しかなくとも、夫婦で頑張ってきたからこそ億万長者になれたのである。

  • 『資産は多くの場合、たゆまぬ努力と辛抱と、そして何よりも自己鍛練の賜物である。(P.277)』

    ...やらねば!っと奮い立たせてくれる本。

  • 金持ちは得する不動産を買う。
    買い物もクーポンを使う。

  • 米国のミリオネア調査。堅実な小金持ち。ニッチ市場の商売人的な人多し。学校での成績優秀者は一流企業に入り上を目指すが、そこは非常に競争の激しい世界。成績がそれほどでもないなら、同じ土俵で勝負することは無理と自分で判っている。
    成績が悪い事こそチャンスあり。
    何かしら罵られた経験あり。(そんな成績で大学に行っても無駄、とか、君が成功する可能性なんか無いよ、とか)勇希とは、恐怖を覚えずにはいられない事態に対し、前向きな行動をとることである。
    真のリスクは他人に人生をコントロールされること。
    成功の要素を挙げてもらうと、1は誰に対しても正直である。2良き配偶者。3他人と上手くやっていける。4自分の職業、事業を愛している。(これなら商売も上手く行くものだ)5肉体的な健康。6賢い投資。
    全てなるほどなと思う。これをすべて実践できる人もかなり少ないとは思うが。ただ、「金持ちの仲間入りをしたかったら、彼らと一緒に積極的に慈善活動をすること」はアメリカならではと思う。日本では金持ちが慈善活動(金を寄付することではない)を実践することは非常に少ない。慈善活動の場に参加しても、知り合えるのは貧しい若者や、年金生活の老人ばかりだろう。
    必要なのは、自分に合う(これ大事)商売を見つけ、勤勉(過剰ではない)に働き、無駄な贅沢(中古住宅、家具から靴まで自分で修理、趣味は博物館、時間の無駄には敏感)はしないで、投資をし、ギャンブルはせず、無謀なことはせず、適切なリスクとリターンの管理をする。
    これを数十年やっていけば、だれでもミリオネア位には到達する。実際のミリオネアの多くはこのような人たちで、何も特別な人間ではないのだという話。
    理解はするが、なかなかこれらを実践できる人は少ない。
    お金と幸福度。日本に当てはめると年収1500万&金融資産1億円を超えてくると、幸福度の上昇は鈍いらしい。逆に言えばそこまでになれれば良い訳だ。
    この本の記述は重要だ、高校卒業したくらいの時期に読むと良いと思う。

  • 日本とはまた違うかもね。同じ部分もあるけど。

  • 両親のおかげで、不自由なく大学まで行かせてもらい生前贈与等も頂いたお陰で同年代よりはややお金がある。もちろん自分も転職での年収アップに精を出している。環境配慮を優先した結果、良いものを長く使うようになった。メンテナンスで驚くほど長く使える。余計なものを買う必要も無い。環境保全団体への募金もしている。しかし住宅ローンでカツカツになる程度の資産である。
    この本を見て、非富裕層の発想や行動がまだ自身に多いと感じた。(これは、富裕層になったので行動を直していきたいとかもうすぐなるからふさわしい行動をする準備をしたいとかいう意味ではない)もちろん私には何年も良い物件を待って出たらすぐ動けるような資金はない。資産額は足元にも及ばないが、この本に出てくる富裕層は資産が一億超えたからこの行動に切り替えた訳ではないことはわかる。
    たまに見返して行動を修正していきたい。

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著者プロフィール

アメリカにおける富裕層マーケティングの第一人者。ジョージア州立大学の教授職を経て、ニューヨーク州立大学オルバニー校マーケティング学部の教授となり、1973年にアメリカ全土の億万長者を対象とした初の大規模調査を実施。富裕層向けビジネスを行なう企業や金融機関へのアドバイザーとして活躍。

「2019年 『1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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