- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866512402
作品紹介・あらすじ
家族を愛する会社員。彼は夢は「このままの日常がずっと続くこと」。しかし彼は余命3か月を宣告されてしまう。残り3か月で家族のために一体何ができるのか。さらに事態は思わぬ方向に展開し、衝撃のラストへ――。夢をかなえるゾウシリーズ史上、最高に笑って泣ける、自己啓発エンタメ小説、第4弾!
感想・レビュー・書評
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▼感想
・未来に縛られすぎて、これまで夢をかなえてきた自分を忘れてるって考え方とても素敵だった!
▼メモ(抜粋)
・「死は人生の終末ではない。生涯の完成である」
・他者の欠点を受け入れる三つの方法
(1)見る場所を変える(欠点と同じように長所もある)
(2)相手の背景を想像する
(3)他人に完璧さを求めている自分に気づく -
自分が死んだ時に後悔のないようにする本。
読みながら、身近な人と話したり手紙を書いたりしたくなった。自分の本音や想いを伝えることを大事にしたいと思ってきたが、日々の忙しなさで忘れてしまうことが多い。なので時々思い返して感謝の気持ちを伝えたり相手を褒めたりするようにしたいと思った。 -
水野敬也さんの話を聞いて、読みたくなった。
突然、自分の残りの人生があと3ヶ月と言われたら、どうする?
残された家族は?
後悔しない人生を送るためにはどう生きるべきなのか?
重たいテーマではあるけれど、いつものガネーシャ節が笑えて、ガネーシャのわがままぶりも何だか人間らしく(神様なのに。)、たくさん笑ってたくさん泣いた。
ガネーシャの課題を一つ一つクリアしていくことは、死を目前にしていなくても、生きやすくすることに繋がると思う。
ガネーシャの課題は当たり前のようだけど、つい軽視しがちなこと。
私もガネーシャの教えを忘れないように手帳にメモしておこう。
死神の教え「人間が死に際に後悔する十のこと」も、心にグサっとささる。 -
シリーズ4作目。前作までを読んだのが結構前だったため、また新鮮な気持ちで読めたし、やっぱりとても好きなシリーズだと思った。
人生を悔いなく生きる上での心がまえみたいなものが、今回も主にガネーシャと主人公の会話によってユーモアたっぷりに書いてある。それに一味加える死神と釈迦。
特に、「この世界にあるものは、本当は同じものが変化し続けている」という考え方が自分にはしっくりきた。自分とそれ以外に境界線を引くのではなく、全ては自分と一体と考え、そうすることで夢が生み出す苦しみから逃れられると。
面白い神様たちの言葉のニュアンスと、主人公や周りの人の心の動き、そのことにこそ読む意義があると思うので、一部分だけ取り出してまとめてしまうと良さがあまり伝わらないと思うけど、一応自分用にメモ。
●ガネーシャの教え
・健康にいいことを始める
・死後に必要な手続きを調べる
・お金の問題がなかったらどんな仕事をしたいか夢想する
・大きな夢に向かう小さな一歩を、今日踏み出す
・人に会ってわだかまりをとく
・「死ぬまでにやりたいことリスト」を作る
・経験したことのないサービスを受ける
・節約を楽しむ
・思い切って仕事を休む
・自分の体に感謝する
・身近な人に感謝の言葉を伝える
・周囲の期待と違う行動を取る
・限界を感じた時、もうひと踏ん張りする
・両親の生い立ちを知る
・かなえてきた夢を思い出す
・他者の欠点を受け入れる姿勢を持つ
・見る場所を変える
・相手の背景を想像する
・他人に完璧さを求めている自分に気づく
・つながりを意識する時間を持つ
・喜怒哀楽を表に出す
●死神の教え
「人間が死に際に後悔する10のこと」
・本当にやりたいことをやらなかったこと
・健康を大切にしなかったこと
・仕事ばかりしていたこと
・会いたい人に会いに行かなかったこと
・学ぶべきことを学ばなかったこと
・人を許さなかったこと
・人の意見に耳を貸さなかったこと
・人に感謝の言葉を伝えられなかったこと
・死の準備をしておかなかったこと
・生きた証を残さなかったこと
「自分の死後、人に伝えたいメッセージを書く」 -
○気付き
・死後に後悔しないために今から生き方を見つめ直すことは大事
・叶えられない夢はあるが、自分の死後に誰かが受け継ぎ叶えられる場合もある。
・死によって全てを失うのではなく、人間や物質全ては繋がっているため、どこかでまた巡り会える。
○感想
・死を受け入れてから家族のために起こす行動力はきっと凄いものだと思うし、それを普段から発揮できるようになれば人の成長は凄まじいと感じた。
・最愛の家族との別れについて、自分と重ね合わせて苦しくて涙しそうになる場面が多々あり疲弊した。
・今後生きていく上で参考にしたい部分が沢山あったので、人生の教科書の一冊として大切にしていきたい。 -
4部目も面白かったです!
今作品は、「死」についてです。
家庭を持ち、働き盛りの主人公がある日突然余命宣告を受けます。余命はなんと3ヶ月…!
幼い子をもつ主人公が悲しみにくれているところにガネーシャが現れます!最初は受け入れられなかった主人公も、ガネーシャの課題で自分を受け入れていきます。しかし、妻が、、、
人間誰しも死は訪れます。
しかし、私たちは死を悪と考えているところもあります。「死」とはなんなのでしょうか?
このシリーズは忘れられている私たちの心を再確認してくれます☺️ぜひ読んでいただきたいです!
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シリーズ本の1読後→評価が高い4へ読み進めてみた。末巻にまとめて「ガネーシャ」と「死神」の教えがあり美味しい作りになっている。
夢、幸せ、成功に向けて、結局どうしたい?自問自答する暇があるなら、死に向かって…いや、成功に向けて動くべきと確信した。死に対するマイナスなイメージも薄らぎ、終活のためにも読み返したい。
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手紙を読むシーン。
涙ぐんだ。
心震えました。
今回のテーマは、
死について。
生きるってことに
自分のなかで大切にしている価値観は、
『今日あなたが無駄に過ごした一日は、
昨日死んだ人がどうしても生きたかった一日である』
どちらも同じ1日。
自分のためにどう生きるか。
人の目的
幸せになること。
そのために
夢をどうかなえるか。
はたまた
夢をどう手放すか
すべては、
自分らしく生きるため。
完璧を求めすぎない。
相手に完璧を要求しない。
無い物ねだりになって、
自分を不幸に追いやっていないか。
特に10代や20代前半には
強くオススメしたいです。
読みやすく、
いい気付きが得られる良書である