インド五千年のサイコセラピー ─ヨーガ療法ダルシャナ─ (伝統的ヨーガにもとづくヨーガ療法標準テキスト)

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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866540412

作品紹介・あらすじ

インド古来より続くヨーガ行者同士(主に師匠と弟子)間の質疑応答・面談を表す言葉「ダルシャナ」は、現代医学の「カウンセリング」という意味合いも含み、当時から人間が抱える心と体の問題の解決への道しるべでもありました。科学的な医療法が確立するずっと前、インドでは「病気(の状態)」とは、心と体にある複数の病素(ドーシャ)が影響をし合い、起こるものと考えられてきました。現代にも通じるこの「心身相関」の考え方は、科学的医療が発達すればするほど顧みられなくなってきています。

 普段通りに生活していくだけでも様々なストレスにさらされている世界中の人たちにとって、ストレスが引き金となることが多い心身症疾患が増えてきているのは、大きな問題となっています。加えて心の乱れから発症する精神科領域の機能的疾患、両疾患はどちらも当人の「心と体のありよう」が複雑に関わり合っている病であり、現代西洋医学だけでは原因の特定や根治、再発の防止は難しいとされています。

現在、両疾患の根治への糸口には、「心理療法(サイコセラピー)」と呼ばれる療法があげられます。それは「カウンセリング」や「対話」、「トレーニング」などを通して自分自身の考え方や行動などに変容をもたらし、問題の解決に寄与していき人々の精神的健康の回復や保持、増進を図ろうとすることを目的としており他の化学療法とあわせ効果をあげています。この現代医学から生まれた言葉である「サイコセラピー」を体現する技法が、インドではすでに約五千年も前に生まれており、古代からの大切な智慧として聖典等に書き記され、現在まで連綿と受け継がれています。そしてその教えこそが本書で紹介しているヨーガ療法・ダルシャナ技法の核となっているのです。

本書は、ヨーガ療法ダルシャナ技法について、その理論の源泉である聖典群からの教え紐解き理解を深めるとともに、実際の症例紹介を交えつつ重要な項目ごとにレベル1から4までと計7つのステップを通してより分かりやすく書かれた実践的なヨーガ療法指導書です。

著者プロフィール

1947 年群馬県前橋市生まれ。1969 年東京教育大学理学部卒業。スワミ・ヨーゲシヴァラナンダ大師より聖名(ギヤーナ・ヨーギ)を拝受して得度し、ラージャ・ヨーガ・アチャルヤ(阿闍梨)となり、ラージャ・ヨーガ指導を開始。2019 年2月世界保健機関(WHO)伝統医療・統合医療部局が開催した“ヨーガ指導基準策定委員会” 委員20 名の一員として招聘され、指導基準を策定。2019 年6月ヨーガの普及と発展に多大な貢献をした海外2 名の内の一人として第1 回インド首相賞を授与さている。現在、ヨーガや内観法をもとにヨーガ療法士養成講座等の研修会、講演活動等に従事。鳥取県米子市在住。アジアヨーガ療法協会(AYTA)代表。著書に『実践ヨーガ療法』、監修書に『スワミ・シヴァナンダの瞑想をきわめる』、共著に『ヨーガ療法ダルシャナ』(いずれもガイアブックス)など多数。
一般社団法人日本ヨーガ療法学会理事長/日本アーユルヴェーダ学会理事/日本ヨーガ・ニケタン代表/一般社団法人日本統合医療学会理事/米子内観研修所所長など役職多数。

「2020年 『中国語版 ヨーガ療法マネージメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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